病気自慢(2)

 ロコモティブ・シンドロームって、そんな言葉があるのを最近知りました。私、まさにそれです。移動運動がやばいと。まずは慢性的「膝痛」。ブログたどると8年前に整形外科で「すぐ手術」と言われて、当時はセコンドオピニオンがわりに、「試して合点体操」をみて自主的採用して乗り切ってますが、4年前にまた深刻な事態になってました。
 
 今回は、無呼吸とかメニエルって騒いで、それらが一段落ついたころまた再発。思えばきっかけは、いつも東京出張とか関東方面へ重い荷物をゴロゴロさせて地下鉄などの高低差のあるロコモーションが多い場合であるような。
 
 今回で問題なのは、膝痛のみならず、一段落とはいえ、「メニエル」の一症状なのか、「歩行のアンダーステア」と表現しましたが、ともかくバランスが悪い。現在の車高の低い車を乗り降りするときに、「どっこいしょ」と声が出るなんて生易しいものではなく、乗るときは運転席を通り越して助手席までなだれ込まざるを得ないし、降りるときも、車外に「もんどり出る」ような大騒ぎ。着地姿勢がうまくとれない。最近、ドア開口部に手をついてゆっくり降りる、というガルウィングスーパーカーごとくの降車法に気づいて実践。されど狭い場所(大学近くのお寺に借りている駐車場など)で乗降する際、でかい2ドアが十分に開けられないとき、しょうがないので助手席側から脱出せんと移動(ロコモーション)するも、社内移動途中に足がギアノブとかにひっかかって、にっちもさっちもという膠着状態になることがしばし。この乗降ロコモーションのたびに、バランスだけではなく基本的にメタボ(強度の過体重)という、もう一つの慢性的な「病」を思い知らされる。
 
 基軸的(ピボータル?)な問題は肥満にあり、と、何十回かこれまで繰り返した結論に対処すべし、と少しでも「歩き」行動を増加させたいがなにせ膝痛。そこで「試して合点体操」(「治療・教授」)だけでなく、「援助設定」としての膝にやさしい運動靴を、高いけど大人買い。アシックスのゲルカヤノ。やっと高島屋で入手。海外の観光客も、寺社仏閣の階段昇降で膝を痛めて買い求める人が多いそうです。