2006-01-01から1年間の記事一覧

2006年の○と×

明日から数日、お家に帰ります。締め切りすぎた原稿多数も勝手に執行猶予。 今年の○と×○ 自立支援法、研究倫理、国際連携、学生ジョブコーチなどについて、新しい展開やそれなりの進展があったこと。学生ジョブコーチは、一昨日、京都商工会議所からのファン…

12月9日の「自閉症・アスペルガー・・」シンポのコメント

12月9日に開催されたシンポジウムについての日記 http://d.hatena.ne.jp/marumo55/20061209 にターボさんからコメントがきています。対人援助に関わる仕事をされている方のようです。 そのターボさんのブログに、12月9日のシンポジウムの詳細な解説が出てい…

養学研06at 鳴滝

京都市の養学研06が開かれました。 ジョブコーチグループは、鳴滝総合養護で発表させてもらいました。午前中は、太田、松田の両君も、経過報告。午後は私の話(http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~mochi/yogakuken.pdf)と、午前中の発表を踏まえた討論となりま…

卒論製作について(その5)

提出して(あるいは、しそこなって)ボーとしているでしょうが、研究実施に関わってお世話になった関係者には、卒論のコピーを持って結果のフィードバックをすることが義務づけられています。 現時点ではまだ合格かどうかはわかりませんので提出(あるいは不…

次は修論

この時期、修論はすでに書き終わって添削フェイズになった人と、これから実験という剛の者の大きく幅が出ましたね。これから書き出す、これからまとめる、ではなくて、これから実験するっていう人が約2名。 ま、指導教員の行動パターンは伝染するんでしょう…

バリアフリーの心理学資料・研究倫理研究会講演録

「バリアフリーの心理学」第8回の講義資料をPPでリンクしました。http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~mochi/BF8.ppt この内容は2年前、「行動障害心理学」で配布した資料と一部重複しています(っていうか殆ど)。 「刺激等価性」のパラダイムを用いて複数表現…

卒論制作について(その4) コピーについて

卒業論文を提出するその前に。 卒論は、提出用のコピーのほかに、自分用のも手元においておいてくださいね。 口頭諮問のとき手ぶらでくる人もいますが、諮問の際に副査のせんせいに「12ページの図4だけど・・・」とか言われて、どこの何の事やら判らないでは…

卒論制作について(その3)

卒論制作中の諸君。ま、ブログ見ているヒマもなかろうと思うので書くだけ無駄かも知れないけど、さらに注意。 ゼミに出ていれば「耳タコ」だと思うけど、今年の4回生はよくさぼっておったので親切にも書いておくぞ。1.考察は、序論と「対称」になるように、…

卒論制作について(その2)

前回の続きですが、卒論を書いている4回生諸君に告ぐ。 卒論が大学生活最後の「宿題」と思っている人がいるかも知れません。主査たる指導教員を主な「読み手」と想定して、合格するかしないか(あるいはAになるかCになるか)といったことを、制作行動の主た…

卒論製作について

現在、卒論制作をしている4回生諸君に連絡します。「要約」は、目的・方法・結果・考察のすべてを含んだものを要約すること。「わたし、こういう研究したかったのよ」といった「序論」の要約じゃないですからね。 図は、エクセル使用が多いと思いますが、独…

大学院入試説明会

今日は、大学院の入試説明会。土日がないな。文化の日も勤労感謝の日もなかったけど。 Nak先生、Taki先生そして私で説明。さらに、それぞれにフォトジェニックな現役院生3名によるIt's show time ! 臨床のTaki先生に先に話をさせると長くなると思ったので…

人間研シンポジウム「自閉症・アスペルガー」他

12月9日はトリプルブッキング。 人間研主催シンポジウム「高機能自閉症児およびアスペルガー症候群児の早期発見と早期対応」http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~mochi/1209sinpoposuta.pdf が、朝10:00時から夕方5時まで。最初の「あいさつ」をして、シンポを…

慶祥高校(北海道)からのお客様

本日の1時間目の「バリアフリーの心理学」の講義には、立命館大学慶祥高校から5名のお客さんが来ました。船に乗ってきはった?! APU廻りだそうです。松前船じゃなくてAPU廻船。 時間中に質問とかする暇がなかったので、質問はこのブログにしてくださいね。 …

くれたケシリーズ(4) と、バリアフリー資料

本日、4回シリーズの呉竹総合養護の研修を無事(?)終わりました。 前回にひきつづき、自分で自分の行動の管理する、あるいは、いわゆるひとつのトヨタで言うところのカイゼン(KAIZEN)の例を、事例に沿って考えていくというのをやりました。 呉竹の先生方…

携帯電話はTCM?

バリアフリーの心理学の授業では「携帯電話はTCM(トータルコミュニケーションマシン)?」という具合に、その利便性や可能性を論じています。 なのに! 本日、自分の携帯電話の機種変(お誕生日の自分のプレゼント)をしてちょっと色々疑問点。1)同じシリ…

新しい就労支援:大学を人的・物理的地域資源として

明治学院大学社会学部現代GPプロジェクトと、立命館大学オープンリサーチセンター事業による障害者の就労支援に関するジョイント研究会を、人間研主催で行いました。明治学院大学からは、中野敏子先生、八木原律子先生、現代GPコーディネータの内田友佳さん…

明日はジョイント研究会

明日1時間目は、バリアフリー前回の分をキャリオヴァー。資料はそのまま。 午後1時からは、創思館401.402で、明治学院大学とのジョイント研究会です。参加自由。サンドイッチつき。写真は、禁煙プログラムの第二の変数「代替品」。参加者によって内容は異な…

バリアフリ-の心理学

突然休講にしてすいません。m( )m

勤労感謝の日

って、誰が何を祝うのか? そもそも祝日だったと、このごろ大学にいるとわからないし。 立命館が労働の日を祝わなくてもいいのか。職があることを自分でありがたく祝えということかな。 というわけで、明日の「バリアフリーの心理学」のレジュメをPPでアッ…

障害者の新しい就労支援(ジョイント研究会)

12月1日(金曜日)に、立命館大学オープンリサーチセンター事業と明治学院大学の現代GPによるジョイント公開研究会を開きます。 場所は、創思館401.402です。学部学生(とうぜん1回生2回生も可)や院生、そして関心のある方々、完全公開(無料)ですので参加…

(新)研究文献講読の諸君へand シンポの案内

行動分析系のゼミ以外の学生諸君で、行動分析学の用語の翻訳で困ったら、以下の島宗先生作成の辞書も利用してみてください。平凡社の心理学辞典にも結構のってますけど。心理学に関連のある医学用語も、平凡社のものに結構あります。 島宗先生の用語集は、 h…

自立支援法障害区分審査会

木曜日にM市にいきました。木曜分会。こちらはdoctorが介護などで慣れている人が2名いるせいか、(それが良いか悪いかなんとも)会議は早い。10月1日のシステムスタートのあと、審査件数はぐっと減ります。 そのかわり再審査がぼちぼち。早い時期に審査し、…

実践障害児教育12月号

ぼちぼち実践障害児教育の12月号が発売されると思います。連載「対人援助学のすすめ」では、携帯電話を用いたコミュニケーションの特集を、12月号から2、3回連載する予定です。12月号では、以前、科学研究費で行った、ろう学校の重複学級で、携帯メイルの使…

マイノリティ・レポート

採取した一連のデータのどれを選ぶのか? という問題は随所にあります。 最近思うに、身体検査のときの血圧は、どれが「正しいのか」。 一番最初に計ったものが、ちょっと不調(高すぎたり)だと、「走ったりしてませんか。気をおちつけて深呼吸して」とか言…

生きていれば

良いこともあります。 風邪ひいて、ちょっと半分冬眠していたら、よる遅く10:30ころ、マンションのベルがピンポン。 上の階にすんでいる若手の理事会メンバーのA氏が、なにやら紙包みをもって玄関前に。 「これ、もう読まないであげます」って、アルファロ…

研究倫理の研究会 坂上貴之先生を迎えて

本日、慶応義塾大学の坂上貴之先生をお迎えして、通算4回目の研究倫理研究会が開かれました。参加者は、教員、職員、学部1回生から博士学生、研修生、など実に幅広く、また内容も、どのグループの人にも興味深いものであったかと思います。 タイトルは「行動…

携帯メールでの居場所報告

本日は、駅の名前を相手に送って居場所報告とする、という濃添らの研究の紹介をしましたが、 みなさんに尋ねた「駅名」ではないランドマークとしては何を送ったらよいかの回答の簡単集計を紹介します。 質問:「文字メール」で居所を伝えるという状況では、…

バリアフリーのための心理学11月10日資料

「バリ心」、先週は休講失礼しました。朝1時間目を休講にすると、次の週にガクッと出席者が減るという傾向がありますが、その予測がはずれるように期待しています。 というわけで、第5回レジュメをアップしておきます。 時間的に、たぶん半分しかできないで…

学校運営協議会

某総合養護学校の学校運営協議会というのに参加しました。 教育委員会の人から委員の「お免状」もいただきました。 社外役員みたいなものかなと思ってましたが、書類をよくみると、まさしく「学校長と学校運営協議会が対立し、学校運営に支障をきたす時には…

「研究倫理を考える」研究会 その4回目

人間研主催「研究倫理を考える研究会」、新シリーズに入ります。 来る、11月11日(土曜日)午前中ですが、慶應義塾大学教授、坂上貴之先生をお招きして、「行動倫理学は可能か」というタイトルで研究会をします。 これまで医学系、薬品系の話が続きましたが…