2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

バリフリ関連リンク

バリアフリーといえばネット広告などでは、高齢者や二世代用の住宅の記事であったりしますが、それは障害のある人の「移動」に関する問題であるともいえます。「車椅子の移動のためには公共施設のスロープは何度までが限界か」といった本学の松田隆夫先生の…

ノーマリゼーションに関連する古い論文(バリフリ心資料)

ノーマリゼーションの原理(Normalization principle)に関する、わたくしが書いた(?)古い論文をリンクします。 望月昭・小塩ちか護・冨安芳和(1983):米国におけるNormalization原理具現化の一面−マサチューセッツ州の実例を中心に− 発達障害研究,5,1…

バリアフリーの心理学みなさんのコメントと次回資料

バリアフリーの心理学第一回目にはたくさんの方が受講してくださってありがとうございます。他専攻、他学部(理工学部、産業社会学部など)からも受講してありがとうございます。心配しなくても単位とれます。というか、前期の応用行動分析学では、他専攻・…

特教(その3) taijiさんのコメント(27日改訂)

9月22日の日記(http://d.hatena.ne.jp/marumo55/20080922)に、以下のようなコメントを横浜のtaiji様からいただきました。リプライさせていただきます。 以下青文字はtaijiさんのコメントです。 先生のお話されたことで、質問したいことがあります。先生は…

バリアフリーの心理学08年度第一回目

08年度、第一回「バリアフリーの心理学」のPP資料をアップしました。 http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/08BF1.ppt てっきり火曜日だと思っていたら、金曜日の2時限目でした。さらに、教室が変更されています。あ、教室番号忘れてしまった。みんな気…

特教(2)応用行動分析ができればジョブコーチできるか?

特殊教育学会の自主シンポジウムの、わたくしの話題提供の部分について、HPに(http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/)資料をPPでアップしました(http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/SE2008symp.ppt)。赤文字で少し解説めいたことも付け加えてありま…

特殊教育学会(その1)

特殊教育学会の自主シンポジウム「学生ジョブコーチという取り組み:大学という資源の活用」の資料は、後日まとめてアップしますのでよろしく。 夜の米子の街は、特教のメンバーばかりというかんじで、そのたんびに不義理を詫びたり近況報告したり。しかし、…

ターボさんからのコメント

9月5日の記事にターボさんからのコメントをいただきましたので、ここでその内容とわたくしのコメントを載せますね。 藤原先生という方との交わされていた「です・ます」調の話題は面白く読ませていただきました。私は良く分かっていないのですが、これは<…

失言

「あそこ(岡崎市)は140ミリ(1時間の雨量)だぜ。これが、安城もしくは岡崎だったからいいけど、あれ、名古屋で起きたらこの辺全部洪水よ」(自民党・麻生太郎幹事長)という失言ニュースを流しているのは、三大紙のネットニュースでは、毎日と読売。…

NHKスペシャル「兵士はどう戦わされてきたか」

昨日のNHKスペシャルの「兵士はどう戦わされてきたか」という番組は衝撃的でしたね。第一次大戦以来の兵士のPTSDを軸に、これに対する「科学的対策」がどのように行われてきたか。 「敵を人とみなさない」訓練によって、戦場での発砲率(実は撃たずに帰って…

対人援助フォーラム2008

応用人間科学研究科 校友会のみなさんの企画による「対人援助フォーラム」が、きたる11月9日に立命館衣笠キャンパス敬学館2階で開かれます。貴重講演と分科会があります。応用のOBを中心にまさに応用でしかなしえなかった「連携と融合」に関わる実践、そして…

喫煙は学外で

本日は早朝から大学院入試で立命北端の創思館に集合。いつも一番のりなのにもう5人も早朝覚醒グループがとぐろを巻いてる。 来てみれば、出番は2時間目で10:45分再集合。ふだんならこのまま創思館で雑用でもするのに、近くの喫煙スペースが撤去されてしまっ…

無敵のちゃら子

NPOのSWINGさんの話の続きです。代表のKinotoさんやSwingのHPみるにつけ、非常に「ゆるい強さ」という印象を受けたものです。「ゆるい」「スローな」というキーワードは実は、本来、行動分析学や対人援助学の枠組みとおおいに関係があります。 http://d.hate…

京都市・障害のある市民の就労支援(2)

昨日の会議に提出した、私のゼロ回目の会議の「個人的会議録」を以下に(公式文書じゃありませんから)。 - 前回の総括と方針案・試案(望月昭@立命の解釈による)今回の会合は「調査委員会」の立ち上げにともない、まず京都市障害保健福祉課を中心とした障…

障害のある市民の就労支援に関する調査・検討委員会

表記の第一回目の会議が、SANSA右京で開かれました。 第0回(http://d.hatena.ne.jp/marumo55/20080822)とメンバーは同じで、朱雀工房Aさん(http://kyoto-kosainokai.jp/suzakukoubou.html)、同和園Sさん(http://www.dowaen.jp/)、中小企業家同友会Dさ…

N総合支援学校ランドリー

総合支援学校は、もう2学期ですが、N総合支援学校のランドリー班の諸君が、立命館大学に定期的に洗濯物の集配に来てくれます。基本、水洗い可能なコットン製品(シャツ、コットンパンツなど)です。めちゃくちゃ安いので単身赴任教員・職員・学生のみなさま…

SJCと小さなお店と小さなNPOとの協働作業

院生のI君が、ランドリー作業のSJC(Student Job Coach:学生ジョブコーチ)として入っているNPO法人SWINGの人たちが、そのランドリー作業の受注先のひとつである、ちいさなリサイクルショップ「ちいさくまえにならえ」で就労実習をすることになり、また新た…

K総合支援学校5周年あいさつ

京都市K総合支援学校が今年5周年を迎えます。数年前から運営協議会委員長を拝命してるんですけど、その記念誌への祝辞を頼まれていたのですが、封筒を切らずに積んであったのを、先日、某先生がみつけてくれたので書きました。それを今日のネタにします。以…

対人援助学会の構想(1)

来年から、対人援助学会を発足の予定なんですが、発起人名簿みたいなものを作って、ネットワークを構築したいと思っています。 対人援助学会の発足は、それ自体をひとつの実践研究として今年度、立命館内のあるファンドの支援を受けることになりました。今年…

応用行動分析は「です」「ます」調?

本日も、集中講義で京都にきている藤原Yocchan義博先生と晩ご飯。予約を入れてくれたK総合のI先生より30分も早く現地到着。 ビールを飲みながら藤原先生いわく。「最近、である調ではなく、です・ます調で文章を書きたくなっちゃう」とのこと。これって、…

実践から表現までの許容時間

「データは生ものである」と昨日の日記に書きましたが、実験デザインが周到に用意され、またそれを許すような実験実施状況があるとき(つまりは超構造化された実験室状況が用意されているとき)、つい結果の集約や表現は後回しでもいいやと錯覚することがあ…

卒論研究の諸君

行動分析系、あるいは対人援助系の実践を卒論としていまがんばっている諸君へ。 卒論ジョブコーチのSさん、毎日、JC作業のあとのデータ処理と翌日の準備ごくろうさま。毎日データを表記し、それをみて翌日に備えることは重要なことですから、今はつらくても…

Thank you for smoking (again)

「キャンパス」と「禁煙」という2つのキーワードでgoogleすると、膨大な数の大学や学校での禁煙対策に関する記事が出てきます。超主観的に分析したところ、「偏差値and EQ」の高い大学ほど、全面禁煙ではなく「分煙」の方策が多いようにみえます。反対に低…

シェイクスピアと応用行動分析

徹夜で、「応用行動分析」の採点を仕上げました(って、まだ暖めてたのか)。先週、水曜日、集中講義に出張する前に、注文していたCDがアマゾンから届いてないかと、つい文学部事務室に顔を出してしまい、担当Nさんや事務長にこってり絞られて「来週月曜日ま…