病気自慢(1)

 お元気そうでなによりです。というお言葉を頂いたのになんですが。

 メニエル、睡眠時無呼吸症候群SAS)、ロコモティブ・シンドローム(膝痛つき)、歯周病悪化、以上が悩み続けている「病」です。それらとは別(?)に長年、「鬱症状」てのも10年以上前から「明るい鬱病」とか揶揄されながら多忙の中で「それどころじゃない療法」という立命固有の対処で来たものの、過去、サバティカルをとると「どん底」徘徊を2度体験。
 
 メニエルはちょうど1年前の今頃から「天井が回る」+「歩行がアンダーステア」状況。耳鼻科でメニエルといわれて、医師に従い大投薬で試行錯誤。この際なので「天井回り発作」を累積グラフにして得意げに医者に見せたけどあまり関心示さず。というか「ほら、どんどん増えているでしょう」って「累積」グラフの意味理解してるんだろうな。せっかく記録とったのに。結局、投薬をしても(試しに)しなくても「発作」は起こる、というNCR的状況に自主的に服薬中止。今年の5月の連休くらいから「天井回り」なくなる。
 
 睡眠時無呼吸症(これは前にも書いたな)は、ついにCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)を導入。夜寝るときに、旧式の戦闘機乗り(?)みたいなマスクを装着する。常時、呼吸に正圧がかかる。デフォルト4hPa(通常より+4mB?)で、睡眠時に、無呼吸状況があるとマシンが自動的に「極限法」(心理学実験法参照)のごとく少しづつ圧を上げていく。そんなマスクつけたら眠れないのではないか、と思いきや、意外と1日目から眠れました。次の朝、マシンの目盛を見ると大抵2倍以上の圧になっている。この装置によって、「呼吸」というレスポンデントとオペラントの中間みたいな行動が、単に受動的に生じているのか、無呼吸に応じて多少とも自発的に起こっているのか、あるいは圧が上がって楽になることから、無呼吸行動が強化されているということはないのか。「CPAP療法は継続することが最も大切です!」ではあるが、これは継続すれば根治するのではなくて、「マシンがあるときは呼吸可、無いときは無呼吸」、という551蓬莱のごとくのABABデザインの対象(純粋「援助設定」)ということである。

 がしかし、前記したような行動的原理が関与してくるかも知れない。それは治療的方向なのか、依存的(やみつき)的方向なのか。呼吸行動の変遷はすべからくSDカードに保存されて月1回内科医を通じて業者が解析するんですが、詳しくみればその辺がわかるんじゃないかな。誰か卒論でやらんかな。

 ★ほんとは22日にアップ(病気自慢が途中だからね)