学会2日目

 昨日の営業活動をさらに確実にするために、M.E.ボイルさんが座長を務めるセッションに出席。O大の留学生の行動分析用語の日中比較の問題と、ボイルせんせの国際交流研究の倫理的課題の発表を聞きました。
 それで4時から、ポスターセッションの準備。ほおお。ポスターの枚数に制限があるとは知らなかった。12枚程度が適量というのが、この国際学会の常識なんだそうだ。常連の方、ご指導ありがとうございます。どっかに、書いてあったかもしれないが読み飛ばしたに違いない。
われわれは26枚である。 
 床にまで貼るようなら、”Don't step on our poster "とか書いて笑いをとってやればよいと、前向きに気をとりなおし、パネルの最上部から貼り始める。他のチームのポスターはと見ると、確かに20枚以上のところはないな。まずは、枚数で勝ったも同然。
 ウェッブで公表されていたポスター番号と昨日もらったプログラムの番号が違うようで、よそ様では、少し混乱があったようだが、ま、ほぼ円満に解決したようである。われわれは、はなからウェッブで事前に確認するなどというマメな行動をとっていないので、ちゃんと最初から正しいところに貼れるぞ。やっぱなんでも直前にやるのがいいんだな行動がまたも強化。ところで、昨年だかに、H教育大のIせんせは、他のやつが自分のところに貼ってあったのを、コノヤロ・ナメンジャネエと、ぶちはがしてご自分のを貼ったところ、ご自分の発表日が実は前日だったそうである。そういう前例があるのであれば、多少の準備不足なぞ全然こわくないぞ。枚数が多すぎるくらいなんだ。
 けっこうアメリカ人、ポスターが派手だな。われわれのように、A4の紙を、きまじめに煉瓦のように大量にはっているところもないな。でかい紙に本物のポスターみたいに印刷してくるチームもけっこうあるな(そういうのは昔は野暮と言われたもんだがアメリカの行動分析家は田舎者が多いのか)。しかし、なにはともあれ、まじめさで勝ったな。
 で、5時から、適当にセッション時間がはじまる。中国語はRさん、日本語はNくん、英語は私(だが外国人がくる気配があったら事前にその場をさりげなく離れる)という戦略と、ボランティアの北京大学の通訳君に因果を含める、という万全の体制で待ちかまえる。

 続きは明日。