卒論締め切り日

 今日はR大学卒業論文の締め切り日。今回はあんまり楽しめなかったな。かろうじてプロジェクト室で、土日に徹夜でビデオを起こしていた他のプロジェクトの学生をいじるだけで終わってしまった。
 「いま日曜日の午後4:30だよ。さあ、これからエクセルに集計して、間に合うかなあ?」とかいうのを、10分ごとに繰り返して、最初はキャーキャーとリアクションしてくれたのが、3度、4度とつづけうちに、だんだん相互に消去。12月のこの時期、ほんとに短期間だけできるこの「学生いじり遊び」も今年はそれほど楽しめずにおしまい。
 2年前、ついに製本かなわず、ばらばらのまま袋に入れたものだけを出して、教授会で審査されたものもあった。5時に鐘がなりわたったら、なにがなんでも事務閉鎖。場面買うときみたいなじょうきょう。安全靴でドアの閉まるのを阻止するという強者もいた。

 個人研究室の前の廊下を歩いていたら、部屋の中からH井先生から呼び止められた。
H「せんせ、知ってる? 学生が言うのよ。わたしと先生のキャラがかぶってるって」
M「むか!」
H「むかって何よ
M「で、膝の故障キャラ? 詐病壁? セータの趣味?」
H「違うの。他の院生にも確かめてみたらね」
M「なんすか?」
H「天然なところですって
M「じょ、冗談じゃないぜ
  H井せんせは、天然かもしれないけど、ぼくの場合は、熟成と言ってほしい。
だいたい、僕は毎日出てきて人の3倍も仕事してる」
H「あら、わたしだって火曜からいるわよ」
M 「火曜からでしょ・・・」