ヒューマンサービス(対人援助)の科学の生成

marumo552006-04-26

 立命館大学人間科学研究所、「人間科学研究」第2号特集「ヒューマンサービス(対人援助学)の科学の生成」が最近PDFで公開になりました。この特集は、「対人援助」というテーマを最初に研究所(旧教育科学研究所)でとりあげることになった「ヒューマンサービス研究会」の研究成果をメインとしています。既に2001年に発行されたものですが、「学術フロンティア研究事業」、「オープンリサーチセンター事業(臨床人間科学)」のスタート点になるものと言えます。
 当時は、武藤崇先生もサトウタツヤ先生も他大学からのゲストスピーカーとして参加してもらっていましたが、今は、当大学でプロジェクトの主要メンバーとなって活躍しています。

 コンテンツについては、立命館大学人間科学研究所のHP;
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs_index.htm
から、そのページの左側フレームの中の
「刊行物」→ ●立命館人間科学研究所 →第2号(通巻18号)「ヒューマンサービス(対人援助)の科学」の生成 のページから、アクセスすることができます。以下にも代表的なものを挙げておきます。

・望月昭・中村正:ヒューマンサービス(対人援助)の科学」の生成
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_001-002.pdf
・サトウタツヤ:「モード論:その意義と対人援助科学領域への拡張」
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/003-009sato.pdf
・望月昭:「障害」と行動分析学:「医学モデル」でも「社会モデル」でもなく
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_011-019.pdf
・武藤崇:行動分析学と「質的分析」(現状の課題)
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_033-042.pdf
・中村正:ヒューマンサービスと社会学―相互作用としての対人援助を記述する方法−
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_043-055.pdf
・松原平:利用者と援助者を支える仕組み
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_075-083.pdf
・織田智志ら:福祉施設における行動的QOL向上のための実践と課題(1)援助者のプロアクティブなサービスを維持する手段としてのコミュニケーション経路の確立
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_085-102.pdf
・桂木三恵ら:福祉施設における行動的QOL向上のための実践と課題(2)最重度の発達障害を持つ個人に対する自己決定としての選択の形成と拡大
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/NINGEN_2/02_103-120.pdf

写真は、衣笠ネコその1