「研究倫理を考える」研究会 その4回目

marumo552006-11-03

 人間研主催「研究倫理を考える研究会」、新シリーズに入ります。
来る、11月11日(土曜日)午前中ですが、慶應義塾大学教授、坂上貴之先生をお招きして、「行動倫理学は可能か」というタイトルで研究会をします。
 これまで医学系、薬品系の話が続きましたが(前回はヒトね)、今回は、いよいよ対人援助なども含めた人間を対象とした研究を念頭に、行動分析学の観点から「研究倫理」を考えます。
 「バリアフリーのための心理学」など、心理学系の学生諸君は、是非参加してください。坂上先生は行動経済学の日本のトップランナーですが同時に研究倫理についても慶應だけではなく、昨年まで学会事務局長として行動分析学会における倫理規定の作成について、関学の中島先生と共に奮闘されてきました。
 
 来週の研究会の案内は、以下のリンクから。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/kikaku_2006/1111kenkyuurinri.pdf

 なお、研究会の参加に先立ち、以下の文献を読んでおくことをお勧めします。

坂上貴之(2004)倫理的行動と対抗制御:行動倫理学の可能性.行動分析学研究、19、5-17.

 あ、学部ゼミ(もちゼミとmuttゼミ)、応用人間科学研究科「障害と行動分析クラスター」の院生、オープンリサーチ「自己決定とQOL」班(と、MandA班)、出席とるけんね。(−−)