科研費報告書

　ふ。科研費の報告書が2本も溜まってしまった。萌芽研究でこの3年間、研究をしておりました「重複障害のある生徒・成人における携帯メールを用いたコミュニケーション支援」からやってしまおうということで、本日は朝からコピペ大会。Nの修論が最後の実験でこれを報告書に反映すべく改変作業。こら！N、せめて2段組にしてからふけろよな。どこへ行ってしまったやら。他の人のは、「人間科学研究」に去年掲載したので、これはそのページだけ切り抜いて印刷屋さんに直行させよう。
　携帯の日常使用の追跡研究が、全体の研究活動自体に「援護」の機能を持たせる上で重要なんですが、これまたFがいまいちの修論を去年置いていっていなくなってしまったので、下書きから起さんといけない。
　報告書の序論は、科研の申請書を改変してコピペ。デッドラインを確認しつつも、改めて書式設定などをHPで確認するも見つからず。いつものように支援センターへ電話。どういうわけかすぐ見つかってプリントアウトしてもらって、それじゃこれでいこう、と、午前中から夕方まで作業、作業。

　しばらくして、支援センターから電話が。
「センセ、萌芽研究は、報告書を提出する義務がありませんでした」
「・・・・・・・・・・・・・・・！」
って、まあいいや。そんな噂は、申請したときから聞いていたような気がするし。
義務じゃなくても報告書作ったる。予算計上したしな。

写真は「卒業式の匂いのする沈丁花」