教職GP(第二回)山本淳一先生を迎えて

marumo552007-05-20

 金曜日の夜、山本淳一先生を慶應からお迎えし、第二回の教職GPがおこなわれました。
行動を環境との関係として捉えるということの理解に、同じ子どもの2つの場面での行動の違いをみせて説明する、というやり方はなかなかわかりやすいものでしたね。
 さらに、最後のお話にあった実践で、志木市で、「これがあればできる」という状況を映像化してアーカイブしている、というやりかたは、まさに個別の包括支援プランの「肝」部分をビジュアルに示す上で効果的なものだと思いました。

 こちらでも学生ジョブコーチの支援の一環として、当該職場の課題分析をおこなうためにDVD化するということが本来ルーティン化していますが、JCの支援の在り方についても、典型的場面をのこしておけば、現時点では、職場や学校の先生をまじえたケース検討で有効でしょうね。
 さらにそうした映像資料のシーンを定量化した記録をみて、「記録・報告」行動の機能を確認していくという展開もあるかと思います。
 
 写真は京都駅での山本先生(左)と、途中参加の、うちのF先生(右)。彼らは、霊長類研究所で一時一緒だったんですよね。そのとき私はコロニーにいて、山本先生には野菜を配給したりしました。その恩で、今回も快く講演に来てくれました(ということではないですが)。

 全然関係ないですけど、山本先生って、ノンフィクションライターの矢貫隆に似てるよね(WebCG参照:http://www.webcg.net/WEBCG/essays/i0000016585.html