教職GP最終日

marumo552007-06-29

  全8日間、ほんとは15コマのところを16コマ、計24時間の京都連合教職大学院:教職GPの授業が、金曜日(29日)に無事(?)終わりました。ご協力いただいた皆様、大変ありがとうございました。といってもTA諸君たち、まだレポートへのフィードバックや、「テープ起こし」の推敲など、楽しい作業がまた続きますので(あ、もうバイト代なくなったけど)、終わってしまったと悲しむ必要はありません。映画でいえば、撮影がすんだだけ。これから編集作業が始まります。
 
 参加院生および科目等履修生のみなさまも、まだ、実は全然終わっていません。レポートを立命館規則に従って提出していただきますが、提出1回で終わるとは限りません。
 なにせ、「吉兆の料理」に匹敵する料金を支払っていただいている以上、充分にご賞味、ご理解を確認するまではお帰りいただくわけにはまいりません。来年度の再履修もありえます。って過剰サービスか、はたまた「注文の多い料理店」。

 この授業は教養としての「特別支援」ではなく、あくまでも京都市の今後の支援展開のための研究会であり作戦会議でもあります。
 他の地域に較べて、先進的内容を誇る京都市の特別支援の方法について、さらなる発展(キャリアアップ)を皆で考え支えていくという、「特別支援」というシステムを対象生徒としたこれもひとつの「個別の包括支援プラン」作成といえるものです。

 現時点で、思いつく限りのベストな(さらに無理をきいてくれる)ゲストスピーカー、使えるだけの研究予算の投入、使えるだけの一族郎党によるTAを、この授業では投入しました。もうすでに赤字です。鼻血もでません。何度もいいますが、ぼくとmutto先生は、長期のわたる交渉の末、やっとこさ獲得したタクシー券だけを外的強化として(退職してない某へは1億以上の退職金を払ったというのに)仕事しました。

 結果、金曜日の夜がテンションのピークになるような状況でありました。土曜日なんぞは、もう使い物にならなくて、日がな、うつらうつらの状況で、家の掃除も、ろくに出来ない(っていうのはウソで、普段からしないんですけど)ために、ついに、なにか見慣れぬ虫やなぞの生物たちが夜中に跳梁跋扈するありさま。探索・追求する気力もないです。受け入れるしかなし。

 しかし、ふと思うと、同じ今回の連合大学院教職GPに授業として供出されているよそ様の科目の中には、既存の授業を振り替えているだけのところもあるな。こちとら全部オリジナルで、ゼロから作ったんだけど、そーゆーとこも同じ研究費が出てる?
 
 って、まあいいです。一番、この授業シリーズで学習させてもらったのは、ボクとmutto先生だったかも知れません。24時間おつきあいくださった皆様、とくに京都市の先生方、本当にありがとうございました。また、1回目のみならず最終授業にも新幹線からそのまま駆けつけてくださった朝野校長先生、ほんとにありがとうございました。途中で差し入れていただきました竹の子おいしゅうございました。タッパウェアお返しすべきところ、自分のうちのとまぎれて区別できなくなりました。タッパもありがとうございました。

 というわけで、写真は最後の授業日「タイトル:京都の個別包括支援は燃えているか?」記念撮影(撮影は通称「ソーム」のD1のN君。しっかり勉強しろよ)