(清貧でも)QOL第三段階への道

marumo552008-07-25

 行動的QOLのステップ(I,II,IIIpop)に関して、そういうことを支援するうちに、どんどん要求が高まって、ぜいたく、わがままになってくるのではないか、というFAQがコミュニケーションペーパーにありました。

 ビシソワーズについては、ややその傾向がありましたが、いつもそうとは限りません。ちなみに、S君の卒論の基本食でもある「鶏がらスープ」を例にとると、something new は、何も新しい食材に手を伸ばすとは限らないことがわかります。
 いつも鶏がらスープを作るときに思ってたんですが(というか実行してた)、けっこう鶏がらって、まだお肉がついてる。それだからこそスープもおいしくできるんでしょうが。店舗によってお肉のつき具合が違うのですが、生●館の鶏がらは、たった1パック57円ですが、けっこうたっぷり付いています。

 そこで、ビシソワーズはちょっと飽きたので、また原点に戻って「鶏がらスープ」を、ガラ2パックを使って作りました。

1)熱湯で1回、鶏がらを煮立てて、その1回目のスープは捨てる(ああ、もったいない)
2)その後、長ネギをざく切りにしたものを適当に放り込んで、1回沸騰の後、弱火で煮ていく。
3)他の仕事をしつつ、ときどきアクをとる。
4)金ザルでろ過したスープは保存。

5)フライパンで低温からオイルで大蒜(にんにく)を炒める。
6)そこに、4)のザルに残った鶏がら2パック分を入れていためる。
7)バジルなどを大量に添加。

 というものを作ってみました。鶏の味はあんまししませんが、食感とボリュームは、ケンチキのファミリーセットを半分たべたくらいの満足感があります。ウスターソースで変化もつけます。

 そもそも、人間(の祖先のサル)は、森で生活してたときは、お肉とかそんなに食べなかったという話です。なにかの事情で森から出たあと、食料がなくて、やむなく肉食や他の哺乳類のミルクも飲むようになったと。最初は、他の獣の食べ残しをいただいてたんでしょ。ガラの肉を食べるというのは、ちょうどそんな感じの動物性たんぱく質の摂取で、人間本来の姿ではないか、と。ロハスな食事。


 写真は、鶏のスープで炊いたごはんに、あさつきを載せて食べるところ。わさびも少々のせて、熱湯をかけて食す。鶏ごはんを炊くときには、あんまり醤油とか入れないほうがいいみたいですね。