独立変数は一つずつ

marumo552008-12-14

 卒論でも修論でも、実験(実践)するとき、独立変数は一つずつ試さないと、何が何だかわからんだろうが! といつも口を酸っぱくして言っておりますが、自らの膝の痛みへの対処については、どばっと変数ぶちかましです。
 本日から、
1)一ヶ月分で1万円もする飲み薬服用(コンドロイチンといいます)
2)膝に直接、湿布をはる
3)恥も外聞もなくヒートテックのパッチ(ユニクロ製)を着用
 という3つの変数を同時導入。

 3年前に膝が痛くなったときより、痛いような気がします。しかも両膝。何がいやって、どうも膝が壊れて膝間接の間隙がなくちゃっちゃって、背が縮んだことである。特に予備的情報もなく「あれ、mocchi、小さくなった?」とか言われた。しかも複数の人に。それはいやだな。

 というわけで、きわめて強い不快刺激の除去のためなら、当事者としては仮にどれが効こうと効くまいと、変数入れるとなれば同時一斉になるわけだ。

 数年前(2005か)、膝痛が始まったときには、すぐに松葉杖作戦と構内駐車許可証入手に走ったが、今回は、電動車いすもある。まえは「試してガッテン」体操で乗り切れたんですけど、今回はどういう推移をただるのか。


 今回ひとつ発見したことがあります。前々から、よく高齢で腰の曲がったおじいさんとかおばあさんっていらっしゃるでしょ。あれ、どういうことしてたら、あんなに腰が曲がるのかと不思議に思ってたわけです。田植えとかすると、あの姿勢のまま固まるのかなとか推測してたんですけど、いくらなんでも、よく考えてみれば田植えポーズで形状記憶になるとも思えない。

 今日、阿鼻叫喚の卒論を、しばらくPCの前で訂正していて、立ちあがろうとしたら、げげ、全然ひざがあがらない((伸びない)。というか、膝がまっすぐにならないで、曲がったまま立ちあがらざると得ない。そうすると、見事に「腰の曲がったおじいさん」のフォルムが完成するんですねえ。これだったのか、腰の曲がった高齢者が杖をついて歩いているのは。あれは腰が曲がったので杖をついているのではなく、膝がまっすぐにならずにそのために腰が曲がったまま移動しようとすると杖がいる、という行動連鎖なんだな。

 膝を伸ばさない(伸ばせない)で歩こうとすると、全然、作為的な感じがなく、ほんとうに「腰のまがったおじいさん」の完成です。とほほ