『チーズとうじ虫』

marumo552008-12-13

 公開講座:シネマで学ぶ「人間と社会の現在」第2回『チーズとうじ虫http://www.chee-uji.com/
 本日、無事終了しました。「チーズ、とうじ虫」じゃなくて、「チーズと、うじ虫」ですからね。約45分間、「解説」をさせてもらいました。配付資料は以下にリンク。 http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/cheese.pdf

 考えてみれば、好きな映画を選んでプロの人に映写してもらって、解説を自分達でしちゃうっては究極の旦那あそびだな。

 ゼミ4回生の諸君。卒論の締め切りで阿鼻叫喚の中、呑気に映画みててすいません。これも校務ですから。明日から最終指導体制。でも、この期に及んだら、気まぐれ指導教員を頼りにしないで、腹を決めて「質より提出」を念頭に作業してくださいね。

 帰りのタクシーで、この道45年の運転手さんに「ディープな京都の裏事情」についてレクチャーを受ける。もう大学に到着してお金を払ったあとにも延々とレクチャーしてくれました。「あ、10年くらい住んでるくらいじゃ全然わかんないよ」ということらしいです。そして近い将来、仕事してれば必ず目に見えないバリアーにぶつかるが、その理由をもし知ったとしても、そこで前に進めるかどうか「これは大変な話だよ」ということでした。「1200年の歴史は重い」とのこと。へえ。

 次回の「シネマで学ぶ」は、1月17日『ディア・ピョンヤン』(ヤン・ヨンヒ監督)です。監督自らの解説つき。聞き手は京都シネマ代表・産業社会学部教授の神谷雅子さんです。これは見逃せないですよ。