京都市障害者就労支援推進会議

marumo552009-07-23

 この夏に発足予定の表記会議の「障害者就労支援の連携のあり方検討部会」に参加することになりました。本日はその準備会をS風土で開催(自腹)。

 昨年来の京都市の企画の具体化部会ともいえますが、1)就労のための資源についての情報の共有化(可視化)、2)障害者版「ジョブカード」の作成というのが具体的ミッションです。ジョブカード・・て、最初は「ジョブパスポート」とか言っていたのに、どんどん「小型化」するなあ。キャリアアップのための情報を移行したいわけですが、言うまでもなく「個別の包括支援プラン」などと連続的に、「できる」ための援助設定を情報蓄積していきたいんですけど・・カードでいいのかなあ!
 
 個人情報を誰がどのように保管管理するか、という問題は常についてまわります。もちろん「当事者管理」が鉄則なのは当然ですが、果たしてキャリアアップを保障する情報ってカードに入りきるかな。どっかに貸金庫みたいな情報バンクを作って、アクセス権はその当事者にある、っていう形にしたほうがいいと思うのですが・・・・。行政が持ちたがらないんなら私学で民間情報バンク作って、という構想も個人的にはあったんだけど、そのための研究ファンド落ちたしなあ(とほほ)。現時点でも「個別の移行プラン」って、実質A4で1枚しかなくて、ほとんど情報がないって言われてるわけですしねえ。

 も「だいたいそういうカードとか書類って、なくさないすか?」
 市「これまでそういう大事なものは、皆さんなくさず持ってますよ」
 も「ぼくの場合は、ほとんどなくす。貯金通帳とか年金カード(そんなのあったかな)とか保険書類って、ほとんどなくなった」
 市「それはセンセだけですよ」

って、ほんとにそうかなあ。

 
 え! それで部会参加と作業はノーギャラ!? 官立ならともかく民間の従業員なのにい? 昨年までは駐車料金程度は出たのにな。「就労支援」というテーマなのに、そもそもそこから違わないかなあ。もう思い切りポップなHPを作っちゃお。


 写真は本日の関係者一同。