試験監督

marumo552009-07-29

 恒例(義務)の他の先生の試験監督。今日は2コマもやって(やらされて)しまった。よく考えると、授業の数だけ教員はいるんだから、そのまま自分の試験の授業を監督すりゃいいわけじゃないかなあ。他の人の授業の試験監督するって、どういうことだろう。しーかーもー、ひとつの大教室で複数科目の試験をするという芸当もやってのこてるわけだから、よーするに、試験監督をしていない教員がいっぱいいるのわけか! 

 非常勤の先生はともかく、常勤の教員で試験監督を免除される人って、なんか特別に忙しい人か? わたくしの場合、昨日も明日も、朝一番から一時間きざみで会議が連続しているってのに、これ以上忙しい状況って物理的にはないだろう。
 
 であれば、グチを言いつつも、(他の教員の授業の)期末試験はめいっぱい楽しまないと。たぶん試験監督ができるくらいの普通の実務能力を持つ教員があまりいないんだな。

 って、もうさすがに個人的カイゼン点はなくなってきたなあ。学生諸君を試験教室の前から詰めて座らせるにはどうするか。出席簿は試験開始後、何分したら配り始めると美しく事が運ぶか。一緒に監督している教員とアシスタントのバイト嬢(婆)と、どうやって瞬時に呼吸をあわせて最適効率で作業を進行するか。終了の鐘が鳴るときには答案数を数え終えているにはどうするか。もうやりつくした。そろそろ引退だな。モチベーションが湧かない。

 しかし、あの身分証明書の照合って、持っているか/持っていないか、のチェック以上にどんな意味があるのか(それだけか)。入学式のときの(へたすると高校時代の)写真と、半年学生やった顔では、使用前・使用後に近い差のある諸君も多い。だいたいほとんどすり切れて写真で本人確認なんて、とても無理なのもある。この前も書いたか。日々是新鮮。
 

 写真は大教室中の大教室でビデオを使った試験風景(手のこんだ方式だったので優秀な文学部職員が直々に指揮をとってくれたのでヒマ)。人ごとだけど、論述式で2クラスにもまたがった大人数の試験をどうやって採点すんでしょうねえ。今年は気分が沈んでたんで、うっかり自分の授業の試験の記念撮影するの忘れた。