神戸巡回相談

marumo552009-11-26

 久しぶりに、神戸特別支援の巡回相談で三宮の近くの小学校訪問。きっかり大学から2時間で到着(ただし大学〜京都駅はタクシー)。小学校1年と5年の担任と二者懇談(?)。いやあ、なにが感動的って、先生が若いよなあ最近。こっちが歳とったという事ですが。
 
 京都と神戸の違いなのか、特別支援学校と普通校の違いなのか、まだ学校文化に染まってないせいか、定かではないですが、先生の元気度が違うなあ。ここでも「個別の支援計画」をみせてもらいながら、問題行動も「できる」に変換創造する話題に終始。IEPの項目に「弱いところ・強いところ」という記述欄がありますが、1)なぜ強いところという課題表記が、弱いところより後に書かれているのか、2)強いところの話がほとんど記述がない、ということについて、そういう学校文化がなぜできてしまうのか、そして特別支援の名のもとに、本来、チェンジすべきところはどこなのか。

 面白い(?)のは、実際には先生は、子どもの「強いところ」やキャリア・アップを創造するような実に良い実践をしているのに、書類になぜそのことを書かないのか、ということです。周囲の子どもの配慮や当事者の周囲とのおりあい、など、実は非常に上図な学級運営があるのに、それは個別支援計画には反映されにくいみたいです。
 
 N総合支援学校から8月の講演のテープ起こしの校正の督促をいただきました。忘れてました。でも、原稿用紙にして100枚近くになります。ほとんど余談と悪口なので、校正というより裁断作業が多くなってしまった。これだけ苦労して校正したので、近々、自分のHPにも下書きを、勝手にデボジトリーします。

 神戸市の先生方、2時間も話につきあってくださってありがとうございました。上記の原稿に、情報移行の重要性をくどいくらい書きましたので、またこのブログに見に来てくださいね。リンクしておきます。