応用行動分析2回感想

marumo552010-04-16

 「知る」「教える」「なおす」ではなく、特定の人を自分が「助ける」という二人称的行為(=対人援助)の方法論こそが応用行動分析学です。
 コミュニケーションパーパーに、今回の授業での応用行動分析の特徴紹介を、「よりラジカル」に解釈表現してくれている人がいましたので、それをここで引用します。

 「・・・他者の理解に法則があるとはどういうことか。それは法則がはじめからあるのではない。自分と他者が関わる中で見えてきて、自分にもよっても他者によってもどうとでも変わるものではないかと感じた。それぞれの相手に対する関わりかたを意識や性格と呼ぶことに納得した」(S.S君:座布団ひとつ)

 二人称的科学としての行動分析学の特徴をよく表していますね。関係を離れて独立した存在としての他者を「客観的」にまず知ろうという立場は、これと対比して三人称的科学とでも呼べますね。

 「知りたがり屋」の心理学を批判した論文(エッセー?)に、「デニーズへようこそ、お客様の平均年収は?」があります。以下にリンクしてありますので興味のある人は読んでください。
http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~mochi/9-Mochizuki(1989a).pdf

 これの改編バージョンは、わたくしのHPの、「最近考えること」(って、だいぶ前ですけど) http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~mochi/thinkabout.html にあります。


 写真は、故あってこの数日乗っているルーテシア君。良い車です。小型のフランス車に勝手に予想していたより、ずっとシッカリ(剛性感)してはる(比較したわけじゃないし、最近のこのカテゴリーの車はみなそうなのかも知れませんが。なんか最近試乗したポロ君より、しっかりしているような)。まだ新しめの車なのに、すでにエンジン・マウントの締め直ししたそうです。そしたら、まっさら新車当時よりずっと良くなったとのこと(って新車のときは、わざと緩めにしといて、なじんでから締め直す方針なのかな。ま、それもありかと思うけど)。これで比叡山越して守山往復したんですけど、実にしっかり曲がったり止まったりするなあ。ただCVTが常に2000回転あたりに設定してあるのが、これまで不通のATに乗っていた身にはちょっと当初は違和感ありですね。夜、ライトのスイッチで少し焦った(最近の車って、なんかスイッチいれてからボワーンと灯いたり消えたりしません? ルームランプとかも気をきかせてしばら灯いたりしてて不安)。
 しっかし、ルノーっていうのが、プジョーとかワーゲンとかより、なんかそれだけでオシャレっていうかいわゆる車評論的な意味で「頭よさそう感」がありますよね。「なに、乗ってんの?」「ルノー」っていう対話のシーンを思い浮かべてもさ。★先生ありがとう。満タンにしといたからね(って、守山で満タンにしてからまた峠を越えちゃったけど)。