神戸市巡回相談

　阪神を乗り継いで、神戸市のM小学校へ、特別支援の巡回相談に行ってきました。遠いなやっぱり。午前中、３時間目と４時間目の授業を参観させてもらいました。

　例によって、授業内容のほうにひきこまれてしまいました。授業は２コマとも、「社会」の交通事故についての統計をもとにしたもので、いや、なかなか面白かったです。交通事故原因のグラフを見ながら、そこから何を読み取るのか、という授業なんですけど、生徒が皆、ほんとに積極的に手をあげて意見表明するのには驚いたな。ハーバード大学の「正義の授業」より、ダイナミックだったな。しかも発言する際の、顔の向け方といったプレゼンのスキルもちゃんと指導されるのをみて感銘を受けちゃったです。
　
　大学生は、なんで皆、もっと手を挙げてくれないのか。言うまでもなく、ほんとうは、なぜこのように活発な授業が展開できないのでしょうか。
　
　
　午後は、関係の先生方との懇談。学年主任の先生が、以前、訪問した神戸市の別の学校にいらした方で、そこで、前に私がお話した内容についてよく理解してくださっていて、さらには手法についても取り入れてくださっていて、本当に感謝です。「遠い」などと文句いってすいません。

　ちなみに校長先生は、立命館大学のご出身でした。これまたご縁で。