バリフリ出欠とCAFE RITS実習報告(K総合支援)

marumo552010-12-22

バリフリ心の出席者数のフィードバックですうう。

12月10日の授業の総出席者数は83人、内、遅刻者は51.8%、
12月17日の総出席者数は81人、内、遅刻者は50.6%でした。

●12月24日(金)の授業レジュメ(第6回)は、すでにWEB-CTおよびHPにアップされてますので宜しく。
 

●K総合支援学校における報告会
 さて、22日午後、K総合支援にて、12月に学生ジョブコーチ参加による学内の模擬店舗「CAFE RITS」での実習の報告会を開いていただきました。こちらは4回生CH君による発表。K総合の先生方にはお忙しい中、多数参加をいただきましてありがとうございました。

 
 CAFE RITSは、今年度からスタートした文科省「戦略的研究基盤形成事業」の設備の一環として創思館2Fを改装した可変店舗です。対象者(生徒)の現状の行動レパートリーや「個別の指導計画」に従って、業務役割はもちろん、店舗設定、そしてお客さんの注文の仕方さえオーダーメイドしてしまうというものです。事前の訓練や記録なども必要に応じて構造化することもできるものです。今回の実習はこの店舗の最初の試みということで、コーヒーメーカー、カフェラテマシンそのほか諸々の開店準備から始まったのですが、大学施設関係の担当者の方々や人間研のスタッフの御協力を得て「開店」の運びとなりました。関係のみなさま、そしてベテラン店員やお客の役割を担ってくれたゼミのみなさまご苦労さまでした。終止、JCの指導と記録にあたってくれた院生Iさんもごくろうさま。

 
 模擬店や模擬事業所において「職業訓練をする」というのは、特段、新しい試みでもなんでもないんですけど、ここで実践・研究を行おうとしている内容は、必ずしも職業訓練としてのキャリア教育でも職業体験というわけでもありません(そうした要素も含まれますが)。


 ひとりひとりの現状の「できる」を確認し、次なる「できる」を、当事者にも積極的にコミットしてもらいつつ、その必要な手立て(その本人にもっとも有効な援助・教授)を確認し、それをポートフォリオ(これは在校中であれば「個別の指導計画」といってもいいでしょう)として、記述、保存、情報移行を機能的に効果的に行う方法を開発する(シミュレートする)場なのです。