バリフリ心について

 「バリフリ心」を聴講しているみなさま。第一回目のコミュニケーションペーパーを読みました。最後に少し触れた東日本大震災、というか原発事故とその後の対応について、「差別」や新たな「障害」が生まれる可能性について多くの人が、示唆的なコメントをしてくれてます。来週も、少しまた考えましょう。
 「障害」という表記について質問がありました。最近は「害」という文字を使わず「障がい」と表記すべしという意見もあるがそれはどうなのか、という内容です。「障碍」という表記を主張するむきもありますよね。それぞれに伝えたい趣旨はあると思うのですが、私の場合は、「害」という文字に思いを込めるというより、ひらがな表記をしてもそれほど何か新しい展開を裏打ちできるわけではない、あるいは「障害学」といった当事者を中心に考える領域でもこの表記を使っているといった理由で「障害」という表記を使っています。このことについても、継続的に考えましょう。


 冒頭で、昨年度から、出席、遅刻の数字をフィードバックする試みを行っており、今年も季ご協力ください、と御願いしました。このことにつきまして、さらなる御願いなのですが、これから上記のことを計測するにあたり、できれば教室のうしろ側の出入り口(文学部事務室側ではなく敬学館より)から入室してもらえないでしょうか。宜しくご協力のほどお願いします。


 本日の授業レジュメ(PP)は、WEB-CTの授業資料に格納されています。来週の資料は近いうちにアップしますのでお待ちください。