バリフリ資料その2(改訂)

marumo552011-10-03

 バリアフリーのための心理学の資料(その2)を、WEB-CTに講義資料にアップしたので、受講生は必ずダウンロードとプリントアウトして次回の授業にのぞんでください。
 WEB-CTのアドレス
http://webct.ritsumei.ac.jp/webct/entryPageIns.dowebct

 昨年とは微妙に展開が変わっています。期末になってまとめて資料だけみて試験に臨むというのは難しいですから、宜しく。

 前期の応用行動分析では、負の強化で支配されると・・というテーマで、原発事故とその後の対処行動に支障をきたす、といった話をしました。「あってはならぬこと」という前提のもとでは、「もしあったらどうする」という事前対処行動も罰を受けて、その結果オペラントレベル(自然自発の水準)どころか、ニアゼロにまでなってしまう可能性があります。
 同じ「あってはならぬこと」には、「いじめ」とか「中学生の妊娠(どころかSEX)」などもあります。
これらは、そのテーマを巡っての言語行動さえ罰を受けるという状況の中で、対処ができぬままかえって増加しているのに放置されている、ということになりかねません。「抜本的解決」という言葉もありますが、こういう表現も対処を遅らす原因かも知れませんね。

 「バリアフリーの心理学」を考えていくとき、この「あってはならぬ」の反対の、「なくてはならぬ」という設定の仕方にも問題はないのか、と、ちょっと気になりだしています。

 

 改訂版:
 写真は、久々のモデラーU氏の、Lexus LFA。これまでのTAMIYAから、また大きく前進のキットで、色々な雑誌に超絶賛(驚嘆)記事が載っていたので、U氏に、どんなもんか作ってみてよ、と依頼していたもの。確かにボディパネルの「薄さ」は実車と同じくらいじゃないかというくらいだなあ。カーボン部品などは、エッチングパーツのようだけど、贅沢にもマットブラックを吹くわけですね。縦横比が「プラモ縮尺」ではなく実車比になってると聞いたことがあるけど、それでもプロポーションがリアルなのは、各パーツの精度や薄さに由来するんですかねえ。ま、実車は一度も見たことないから、リアルも何も無いんですが。もう子どもの玩具ではもちろんないし、今や、その子どもの親世代にとっても特殊な世界みたいな感じでしょうねえ。