研究入門・応用・バリフリ

 本日の研究入門では恒例(?)の「ミニ心理学史」(パブロフからて望月昭まで)のプレゼンテーション。
 5つの班ごとに発表してもらいましたが、5とおりの歴史物語があって面白い。
あらかじめ数名の「学者」を挙げて「理論」の変遷をたどる(物語を創る)という乱暴な課題です。パブロフからスキナー経由でバンデュ−ラ、という経路で表現した班が多かったですね。ま、確かに時代順。そして望月昭は分類すればバンデューラの系譜という発表者もいましたね。ま、確かにHPとかみるとそう思うかも知れません。

 スキナーの流れと、バンデューラとの関わり(社会的学習)については、
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/hyouron1978.pdf
 という、受講者のみなさんが生まれる前の論文もありますので、興味のある人はDLしてください。


 応用行動分析とバリアフリーの資料、それぞれ「その5」をWEBCTにUpしてますけど、来週は、まだその前のレジュメ(その4あたり)からですね。応用の授業資料倉庫には、第5回で引用する太田ら(2006)のPDFも入ってます。まだ先ですけど。

 バリフリ心に関して、携帯電話の話に入りかかってますが、前回、「 i-phoneにしてから誤発信が多いとか、視覚障害の人にもむずかしいんじゃないか」、などと、個人的怨念でしゃべってしまいましたが、実は、i-phoneのほうが使い勝手がよい(専用アプリもある)という話を、あとで散々聞かされました。自分が時代おくれになっただけでした。とほほ。