鳴門の島宗先生からバトンがきたわい.
http://simamune.cocolog-nifty.com/nature_human_and_science/
2005/12/17_38a4.html
題して「17歳バトン」.前にも「フェチバトン」というのが,他から来たが,つい本当のことを言いそうなのでやめました.今回は健全だし,井上雅彦センセ経由でもあり,ま,行動分析青春バトンね.
1 17歳の時は何をしてた?
高校2年というと,クラブ活動と恋愛行動ですな.クラブは,軽音楽研究会という軟派な名前ですけど,当時(もう40年近く前だぜ!)の高校では珍しい本格的Big band(都立小石川高校だったんでThe Little Stones Orchestraというそのまんまの名前)で,2ndテナーサックスを吹いてました(2ndテナーというのは実は1stテナーのことなんすけどね).短期間やめたんですが,「コンバスには君しかいない」とおだてられて復帰したのもこの年齢のときです(行動傾向三つ子の魂,変わらんな).
2 17歳の時は何を考えてた?
 今,思えば何も考えてませんでした.でもスキー場で,夜更けまで「純粋ってなんだろう」みたいな話を真剣にクラスメートとした覚えがあります.「くだらない話してないで,はよ寝ろ.明日,足折るぞ」と言ってた友人は工学系に進みました.その友人は,後に述べる私の悲惨な失恋中に「レモン・ツリー」を歌ってくれました.とほほ.失業中にプラモデルを教えてくれたのも彼だな.
3 17歳の時のイベントは?
やはりクラブ活動と女性がらみ系ですね.「ステージ命」ですからそういう話になりますね.私の高校では,芸能祭(だったかな?)というのを,共立講堂とか文京公会堂とか借り切って本格的にやるわけです.うちのバンドは,かならずトリで,1時間くらい演奏します.オリジナルのオープニングテーマの後,エリントンのTake the A train のフルコピー(ピアノの四拍子三拍フレーズからちゃんと入ります)から始まり,I could have danced all night のエンディングまで,カウント・ベイシーやオリジナルの曲を延々やります.高校2年といえば,私のオリジナル曲(“Plover walk”: 「千鳥足」ですな)というB♭のブルースと,オスカー・ピーターソンあるいはジミースミスとウェスモンゴメリーのデュオから色々とぱくったNight Train をビッグバンド用に編曲したやつを演奏したりして得意になってました(過去の栄光その1).
ちなみに,この頃,デューク・エリントンと楽屋で握手したりしました(過去の栄光その2).
女性がらみ系の話は,トラウマだからいえません.
4 17歳のときにやり残したことは?
 オリジナルのブルースをGでやるべきだった.それと,もっと勉強すればよかった.とほほ.    
5 17歳のときに戻れたら?
 死んでも戻りたくないです.
 6 17歳のときに失敗したことは?
言えません.とても.
7 17歳の時、いい恋してた?
 言えません.あまりに悲惨で.担任の先生に,「恋愛すると,だいたい男のほうが成績が下がるんだよなあ.お前は頭の形がいいんだからもっとできるはずだ」とか,なぐさまらない慰みを言われました.あれ以来,ずっと成績低いです.でも,きっと恋愛とは関係ないと思います.
8 次に17歳に戻ってもらいたい1人は?
 では,最近ブログをはじめたという通称Muttoセンセ(武藤崇先生)に,17歳になってもらいましょう.怖い物みたさ(!笑?).