連載「対人援助学のすすめ」スタートしました

marumo552006-03-17

  学研「実践障害児教育」の4月号が発売になりました。
特集「対人援助学のすすめ」がやっとスタートします(vol. 394: 25-28)。縦書きの本なのに、いきなり横書きのページという体裁でちょっと読みづらいですが宜しくお願いします。
  実践障害児教育とのおつきあいもずいぶん長くなりました。1998年の特集から、もうすぐ10年になります。98年の10回連載講座「コミュニケーション指導・再考」は、今、読むと、なかなか力(りき)入ってます。自分で言うのもなんですが。まだ「日々是新鮮指数」が低いころで(=物忘れとかあまりしなかった頃)、かつ愛知県コロニー時代の理想と研究の実践を思い切り書いたようなものです。
  今回の新連載の「対人援助学のすすめ」では、ともかく「あの講座はむずかしすぎたから、ともかくブログみたいに書け」との指令で、白石さんのマネをして太字とかも使ってます。けど、それほどインパクトでませんでした。
  「対人援助学=サービスの科学」は、すでに20年近く、ちまちまと主張している論ですが、4月号では、現在に至るまでの経緯を簡単に紹介しました。10年前には、まだサービスとは、「商品のおまけ」みたいなものと受け取られることも多く、そのことを研究的対象とするのは難しい時代でした。今は「サービスに対する評価」といった言い方が、たとえ学校教育であれそれほど違和感なく受け入れられるようになりました。
  そうした現在において、どれほど読者の方の共感を受けるか、すでに「後ノリ」であるという危惧もありますが、どうぞ、ご意見をお送りください。このページの「コメント」のところにお書きください。実名でなくて結構です。