京都障害児福祉協会からのお客様

marumo552006-04-28

 業務連絡再々:5月1日の授業は休講です。
 以下、本日の話題

 オープンリサーチセンター事業、障害・自己決定チームの「学生ジョブコーチ」(RSJCS)定例研究会に、京都障害児福祉協会、就業・生活支援センターの所長ほか4名の方に来ていただきました。
 こちらからは、学生ジョブコーチシステムに関する簡単な説明と、MマネージャーのUユースでの事例報告とU君のN養護学校ランドリーの課題分析、あちらからは、就業・生活支援センターでの現状と課題、といった話題に関して議論することができました。
 あちらのジョブコーチの方は、かつて京都駅の障害者職業センターで私が2回、行動分析の講演をしたときにいらっしゃった方で、元プロのMマネージャーとも皆面識のあるお仲間で、世間(京都)は狭い。
 全国でいろいろなスタイルの就業援助のシステムが動き始めています。全般に、方法論の確立もこれからというところですが、「学生ジョブコーチシステム」の展開を通じて、こうした地域サービスと実践的な連携や協力をはかっていくことはもちろんですが、同時に、「学生でしかできない」という部分をさらに明確化し、新たな方法論(alternative)の提案をしていかなければと思っております。
 センターの方、長い時間おつきあいいただきありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。

 来る、日本行動分析学会(関西学院大学)では、「学生ジョブコーチというシステムの試み」というタイトルで、発表の予定ですが、「大学を地域資源としてみなおす」という文脈の中で、いったいどのようなことが可能かについて広く意見を聞いてくる予定です。


写真は、衣笠ねこ(その3:生鮮館付近のネコアパート:2004年撮影)