教員研修

marumo552006-06-16

 N総合養護学校にて、京都市の???研修(もう何がなんだか)の講師をやってまいりました。あ、いま書類を見直してみたら「総合育成支援教育研修会」というものでした。普通学級の先生もたくさん来ておられるということで、そのような状況を念頭に、「LD等の『軽度の障害』を持つ生徒への対応:特別支援教育の文脈から」というタイトルで話をさせていただきました。
 アスペルガーとかLDとかADHDとか色々と喧伝されているけど、それは、通常学級の中に、ぽつんと課題を抱える生徒がいた場合にうまく対処できない場合に「だって彼はADHDなんだから」というようなエクスキューズのための用語集みたいになってしまわないように、という話からスタート。「特別支援教育」というシステムが、上記のような状況の中で、「新しい障害」を作り出さないように、ということです。
 京都のIEPである個別包括プラン(確かこう呼ぶんでしたっけ。また忘れてた)の本来の意味からすれば、別に障害別の知識があってもしょうがないんですよ、そうじゃなくて、固有名詞としての対象生徒に対して、リアルな生活環境の中での行動の問題として考えてくださいね、と。

 1時間30分、いつものように歌って踊ってのレクチャーでしたが、終わった後で司会の先生に、「途中で居眠りしちゃった」みたいなことを言われて、またお約束のつっこみ。
 「うちの学生は、お金を払ってまで毎週毎週半年間もこれに耐えているのに!」