学生ジョブコーチをめぐる企業家との研修会
明日になりましたが、以下の研究会を行います。学外の方は会費1,000円(時間が時間ですので、軽食代金ということです)
《公開研究会》
障害者の就労援助:学生ジョブコーチシステムという試み
●人間科学研究所ORC 自己決定・QOLチーム
●京都中小企業家同友会
(共催)
<開催概要>
●日時‥2006年7月28日(金)6:30〜9:00
●場所:立命館大学創思館4階(共同研究会室401-402)
●テーマ: 応用行動分析学の基礎:学生ジョブコーチシステムの背景として
●講師:立命館大学応用人間科学研究科教授・人間科学研究所所長 望月昭
応用人間科学研究科・M2 太田隆
応用人間科学研究科・M2 松田光一郎
概要:
現在、立命館大学人間科学研究所のひとつのプロジェクトとして、養護学校の生徒さんが職場実習をする際に、学生が中心に、それぞれの職場での仕事の指導や環境設定の提案を行う「学生ジョブコーチシステム」という試みが行われています。このプロジェクトの背景となる応用行動分析学の理論の紹介と、このシステムが、障害のある生徒さん、企業、学生教育にどのような意味を持つかについて参加学生や養護学校の先生も交えて討論したいと考えています。
学生ジョブコーチシステムとは、2004年度から、立命館大学生協の協力を得て、学生ボランティア、学校心理士実習、応用人間科学研究科対人援助実習といった教学とも連携した研究プロジェクトです。
福祉行政の変化の中、大学が新しい地域資源としてどのように機能しうるのか、また大学や学生だけが果たせる役割とはなにか。課題の多い試みですが、地域企業の方々と連携しながらその方向性について検討していきます。
このことは、Human Service Center のひとつの目的である「対人援助学の創設」の上でも典型的な実践事例となると考えています。
連絡先:人文社会学リサーチオフィス 荒堀(2558)
文学部・応用人間科学研究科 望月 mochi@lt.ritsumei.ac.jp