31日の公開講演会その他

marumo552007-10-21

 何度かお伝えしていますが、来る10月31日午後2時から、立命館大学衣笠校舎創思館1Fカンファランスルームにおいて、障害児・者包括支援に向けた国際連携(1)「中国における障害児教育と障害者福祉の現状と展望」という企画を行います。中国から4名の方をお招きして表記のことについて紹介してもらいます。北京師範大学の教授、特殊教育学校校長、民間施設の理事長、そしてNPOの研究所長と、いくつかの代表的組織の方からの報告です。入場無料、逐次通訳つきですので、学内のみでなく学外の方も是非おいでください。
 詳しい状況は、

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/news/news_07/temp/071031poster.pdf

 をご覧ください。

 さて先週の金曜日(10月19日)の研究入門におけるグループ発表への改めのコメントです。この日は、「宗教心理学」と「言語」に関するプレゼンがありました。それぞれなかなかよく調べてきていましたね。
 言語については、単独発表でしたが、発表の起承転結構造をはじめとして、なかなかよくまとめていましたね。前者の「宗教心理学」ですが、マインドコントロールや信者を集めるテクニックという部分で、「信者」という単語から「儲」けるという漢字が成立するという「新事実」が、はからずも発見されるという「至高体験」(?)もできましたね。これはちょっとおかしかった。
 
 当日にも申し上げましたが、巷で言われている「定説」については、そのままそれを事実であるという前提で語らずに、そこで主張されている説が、どのような方法で示されたか、という方法についても確認してくださいね。そこのところが、せっかく基礎から心理学を学んでいる諸君のアドバンテージなのですから。