総括のシーズン
卒業論文の口頭諮問も終わり、入試の採点も(今年は、KNのH教授も、異動したH教授もいなかったせいか)粛々と進み、後は応用人間の修士論文の口頭諮問、そして、諸々の期末試験評価(って、まだ出していないのか!)と進行し、そのケリがついたら、年度の研究活動の総括的作業がめじろ押しとなります。予算の決算もせないかんし。
ところで、今年の卒論は、口頭諮問も含め、私が査読した限りのものについて、あるいはポスターセッションで眼にしたものの限りにおいて、なかなか出来がよかったように思います。
自分のゼミおよびmutto留守番ゼミについても、皆、それなりに、あるいは非常によく出来ていたように思います。
口頭諮問においても、副査の先生に質問されたとき、
はあ?!
とか言って絶句しちゃうような人はいなくて、みな、スムースに回答できていたように思います。自分がどの立場にいて何をしたのか、ということについて、それなりにきちんと認識できてたように感じました。とりわけ対人援助系の論文については、研究倫理的な配慮をかなり綿密に行っていたり(つまり独立項目としてその旨をきちんと報告していたり)いまだ必要なフォローを継続したり、実践作業継続のための作業やそのための情報移行を意識した内容であったりと、「対人援助学」的なマナーやスタイルが定着しつつあるという実感を得ました。
みなさんご苦労さまでした。今年の卒論は非常に満足のいくものであったと思います。
年度末の作業として、みなさんの研究を援護活動として、必要な場所にて、プレゼンするなり、あるいは報告書を提出することになると思います。正式には卒論に関する成績発表はまだですが、暫定的に、合格したことを前提として、(つまりは教員側もその内容について認めたという前提で)プレゼンの準備をしてください。関係者からそのことを求められていない場合でも、当事者の利益にために必要とあれば、ぜひ押し売り的でもプレゼン出前を自発的に先方に提案してください。