予想問題

　応用行動分析期末試験の予想問題を授業中に配りましたが、授業さぼっていた人のために以下にリンクします。
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/yosou08.pdf
　授業中に言ったように、この問題自体をストレートにコミュニケーション用紙やブログで質問してくれるな（うっかり何を出題したか忘れて毎年応えてしまうし）と申し上げました。それで、ひねってから質問するようにとも申し上げました。
　さきほどコミュニケーションペーパーを読みましたが、ひねりすぎて何言っているか、わからない質問があって感激しています。一方で、「予想問題がむずかしくてわかりません」というナイブな質問にも感激しております。

　最終問題は、どこに所属していようとも、研究のテーマには「人の行動が」含まれているのだから、なんでもかけるよね。と申しました。あの場には、考古学（発掘して出土した農機具で畑をたがやす実験ができる）の人も日本文学（身体的小説論を批判的に随伴性で解決できる」の人もなかったようですが、法学部の人がいましたね。も、法学といえば、そこに書かれたルールに支配された行動、支配されないと罰せられる行動のお話でありますが、一方、犯行動機とかの「動機」で罪の大きさが変わっちゃうとか、改悛の情があるの／ないのって、そぶりが大切ですよね。
　もちろん検察の主張を９９パーセント以上もみとめちゃう裁判所の随伴性とか、ネタには事欠かないでしょう。身近な例では、授業でもふれた行動規則の違反に対しする対応の有効さ／無効さみたいなものも、冷静に考えれば、ありとあらゆるところに問題は、ごろごろしていると思います。

　　というわけで、諸君の検討を祈ります。
持ち込み不可ですからね。

写真は心象風景