神戸市特別支援コーディネータ研修(その2)

marumo552008-08-20

 神戸市の研修を終えて、帰りは道に迷わず帰りました。道を教えていただいたのでさすがに直通。JR神戸の駅前って、子供の頃、思い描いたブラジリアですね。至るところに地図があって便利そうなんですけど、歩道橋やらビルの中をぬって方角的には目的地に向けて移動したつもりでも、「振り出し戻る」を数回やってしまった。途中で、冷やし担々麺も食べました。これを食べたフードコートが、ゲーセンと隣接していて、なんか大変な騒音の中で、見知らぬ街のどまんなかで、心細げに担々麺食べるという図は、なんかフェリーニの世界かってな感じでした。


 今回の研修では、まず講義の始まる前に「特別支援に携わる先生の仕事とは何ですか?」という設問について思うところを書いていただき、その同じ質問についての回答を講義(3時間)の後にも書いていただきました。プレテスト・ポストテストデザイン。
 独立変数は、http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/kobe0820.ppt
    
 
 集計した結果、50名の回答用紙の中で、「『できる』支援の内容を情報伝達する」ということをポストテストで書いてくれた人は38名。72%ということですね。プレテストでは、ほぼ例外なく「子供を・・・・できるようにする」といった内容のみでした。もちろん、こんなマクロな数字は意味ないんですけど。個別に、それぞれのプレテストに書かれている内容と、上記の事を加筆できたかどうか(今回の先生のプチ・キャリアアップ)の関係の分析は、また時間のあるときにします(って、結果の分析は、すぐやらないとダメです、ほんとは)。もちろん、肝心なのは、わたくしの講義のどの部分で、「情報の伝達」の意味を一番強く理解してもらえたかです。その関係をきちんと「表現」できて、次の機会に生かしてこそ「個別支援教育プラン」についての研修というものです。あ、またしてもフェリーニの世界か。

 メイルでも、色々と感想や意見などを送っていただきました。神戸市の先生方、熱心に参加してくださってありがとうございました。