K総合支援学校5周年あいさつ

marumo552008-09-07

 京都市K総合支援学校が今年5周年を迎えます。数年前から運営協議会委員長を拝命してるんですけど、その記念誌への祝辞を頼まれていたのですが、封筒を切らずに積んであったのを、先日、某先生がみつけてくれたので書きました。それを今日のネタにします。以下、その原稿(少し改変)。


−−−−−−−−− げんこう−−−−−−−−−−      
  本校の学校運営協議会委員長を拝命したその最初の会合で、「運営協議会は校長の応援団です」との説明を校長先生からいただきました。以来、応援団長を務めされていただいております。
 総合支援学校の役割は、学校内において生徒に向き合って教育をするのみではなく、一人一人の生徒の「今」を、そしてその延長上にある将来をより充実したものにするために、御家族、地域に生活する住民の皆様、そして企業や福祉に関わる方々に対して、必要な情報交換やまさに手をとりあうような御協力もお願いすることにあります。総合支援学校の生徒を野球の選手にたとえるならば、生徒はFA宣言をした選手、総合支援学校は、校長を監督としたチームであり、運営協議会はまさにその応援団とも言えます。
 ただし総合支援学校チームの監督や応援団がもっとも大切にするものは、チームの得点や勝率よりも選手一人一人のキャリア・アップです(FA宣言していますから)。京都にはそのFA選手のキャリア・アップのための優れた「個別の包括支援プラン」というスコアブックがあります。この5年間、校長ほか諸先生方のそして運営協議会の各メンバーの御協力によって、K総合は一人一人の生徒のキャリア・アップの足跡を、他の学校以上に、そのスコアブックに明確に描いていこうと努力され成果をあげてきたと思います。
 応援団としては選手のキャリアをさらに上方修正できるように、時には監督から迷惑がられても、選手一人一人のために、また選手への応援がこの地域全体のキャリア・アップにもつながるように運営していく必要があると思っております。という決意表明をもって5周年のお祝いの挨拶とさせていただきます。
−−−−−−−−− いじょ −−−−−−−−−−−


 写真は、クロスロード・ギターフェスティバル2007のDVD。ここからクラプトンに入ったのですが、実は、このアルバムで最も感動したのは、ジェフ・ベックの演奏です。エレキ・ギターなんて、ってこれまであまり興味なかったんですけど、このアルバムのジェフベックを聴いた(and見た)ら背筋にショックが走りました。こういうもんだったのかあ!!!。http://jp.youtube.com/watch?v=2gO7FI_ogvA ベースの女の子(Tal Wilkenfeld )も天才かわゆい。
 一方、これまでの鑑賞眼(耳)の範囲で、へえ、と感動したのはアルバート・リー。そして三番目は、ウィリーネルソンですね。クロスロードは、クラプトンがアルコール依存症の治療施設をつくってその維持のための一種のチャリティコンサートなんだそうですけど、そういう背景もあるのか、プレイヤー同士の相互のレスペクトの感じが演奏そのものに非常に色濃く出ているようで、その雰囲気がまた非常に良いですね。