無敵のちゃら子

marumo552008-09-12

 NPOのSWINGさんの話の続きです。代表のKinotoさんやSwingのHPみるにつけ、非常に「ゆるい強さ」という印象を受けたものです。「ゆるい」「スローな」というキーワードは実は、本来、行動分析学や対人援助学の枠組みとおおいに関係があります。
http://d.hatena.ne.jp/marumo55/20070412
http://d.hatena.ne.jp/marumo55/20060729
 昨年と一昨年に、行動分析学や学生ジョブコーチのコンセプトを考える際に、すでに「スローな」というキーワードを使っていますが、今回、SWINGさんとのおつきあいが始まって、改めてその積極的な意味を確認しなければな、と思いました。つい、こちらの学生ジョブコーチシステムが、ドーピング燃料にターボをかけて空転しているかのように思えてしまいます。

 
 NPO法人SWINGさんのHP(http://www.swing-npo.com/)や代表kinotoさんのSwingy Days(http://garden.swing-npo.com/)という日記をすみからすみまで読ませてもらったんですけど、このスローで「ゆるい」感覚には、なにかどこかで出会った感があるなあ、という思いを持ったのですが、んん、これはあの「べてるの家」に何か共通したものを感じるんですよね。
 「べてるの家」のみなさんは、2005年の3月に人間科学研究所の企画で「スローな援助を考える」シリーズの第一弾でお招きして話を伺ったんですよね。http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/headline/topics/2005/03/beteru.htm
 「スローな非援助論的な援助」に共感したあの頃に立ち返って、最近のわれわれの学生ジョブコーチのコンセプトについて改めて思い返してみることにします。

 
 それにしてもSwingy Days は、最近のブログの中でいちばん面白い。ぜひ皆さんも読んでみてください。とくに「無敵のチャラ子は『わからなーい』」は、主人公の西川さん(Swingのスタッフ)って、ぼくも一度おあいしたことがあるだけに抱腹絶倒。


 写真は、校正であがってきた「学生ジョブコーチ」と「ちいさくまえにならえ」のエプロンデザイン。あ、「ちいさく・・」のURLが間違ってる。