ノーマリゼーションに関連する古い論文（バリフリ心資料）

　ノーマリゼーションの原理（Normalization principle）に関する、わたくしが書いた（？）古い論文をリンクします。
　望月昭・小塩ちか護・冨安芳和（1983）：米国におけるNormalization原理具現化の一面−マサチューセッツ州の実例を中心に−　発達障害研究，5,141-147. というものです。http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/mochi1983masachu.pdf

　これは、わたくしが愛知県コロニーに行ったその年に、冨安先生に、宿題のように「これを読んでまとめて、投稿せよ」と、どっかの本の一章を読むように指示されて、さすがにそれをただまとめて「資料」とするのもなんですから、独自に日本国内の事情などを、当時の愛知県コロニー研究所能力開発部のみなさんのご協力も得て、付加して発表したものです。当時は発達障害研究は資料とか依頼されてまとめるとお金がもらえました。

　バリフリ心理の受講生の諸君は、第一回目のノーマリゼーションの授業の内容（http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/08BF1.ppt）を思い出しつつ、80年代に日本ではノーマリゼーションというのはどの程度の理解のされかただったのか、私の書きっぷりから想像してください。
　あ、くどいようですが、第二回のPP（http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/08BF2.ppt）もすでにアップしてありますから皆さん勝手にDLしてくださいね。第二回のPPにも、たくさんリンクのアドレスが貼ってあるので、それらも参考にしてください。

　写真は、ついに衣笠にも進軍してきた「禁煙キャンペン隊」。なんだかねえ。