バリフリ関連リンク

marumo552008-09-29

 バリアフリーといえばネット広告などでは、高齢者や二世代用の住宅の記事であったりしますが、それは障害のある人の「移動」に関する問題であるともいえます。「車椅子の移動のためには公共施設のスロープは何度までが限界か」といった本学の松田隆夫先生の基礎研究を前回の授業で紹介しました(http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/publication/files/ningen_3/3_037-46.pdf)。
  
 同様に、視覚に障害のある人の移動の問題も大変重要な課題です。視覚障害者がプラットフォームから転落した事故に関して、成蹊大学の大倉元宏氏らによるレポート(http://cleo.is.seikei.ac.jp/~fall/index.html)と、兵庫県立「福祉のまちづくり工学研究所」(http://www.assistech.hwc.or.jp/)の転落防止デバイスの研究(http://www.assistech.hwc.or.jp/ASSISTECH/ru2/report/h13ru2-5.pdf)などがネットをみていたらヒットしたのでリンクしました。

 本学の研究でも(昨年も紹介しましたが)、心理の東山先生が、視覚障害のある人が不自由に感じているものは何か、というアンケート調査をしています。これについても、リンクをはっておきます(http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/publication/files/ningen_4/099-112.pdf)。

 以上、次回の授業にも関連しますので、みなさん時間をみてDLしてください。他にもみなさん「バリアフリー」という文脈でどのような研究や実践が行われているのか、ネットで探してみてください。それぞれに、(正の強化で維持される)「行動成立」の可能性ということを念頭におきながらお願いします。なんであれ気になるコンテンツがあったらこのブログのコメントで教えてください。


 写真は、夏の樟蔭集中のとき、もらって大変おいしかったマンゴーグミ(カバヤ)。あれから色々な店を探していたんですけど、灯台下暗しで、衣笠生協にありました(でも最後の1袋)。