卒論提出打ち上げ(関係者自己慰労?)パーティー

marumo552008-12-20

 昨日は、卒論締め切りで、うちのゼミでは下に挙げた9編の卒論が提出されました。1編、足りないな。うらめし。

 昨日の午後は、何時であれ、期限内提出可能性の「メートル原器」であるBARU君の提出が確認された時点で、宅配ピザに電話をして盛大な「プチ打ち上げパーティ」(?)が予定されていたのですが、いつまでたっても、BARUから連絡がない

 あれほど5日前までに提出しろといったのに。ま、それはもとより無理としても、ピザハットのメニューの前で、関係者は、昼過ぎから必要以上に念入りなピザの組み合わせ検討しつつ、ひたすら待つ(ひまだな)。わたくしを含めて複数の関係者数名が、携帯で4回も連絡しているのに留守電。途中、関係者集団(含わたくし)は、みるからにヒマそうにみえたか、カンファランスルームでやっている公開講座に動員され「赤ちゃんの知覚世界」という普段だったら参加しないような講演で見聞を広めつつ、さらに2時間待つ(途中、私は学生をおきざりにして逃亡)。

 と、公開講座終了間際、卒論締め切り時間を1時間残した16時(BARUにしては上出来)に、提出の電話連絡あり。やっとピザ注文。
そして打ち上げパーティを、BARUの卒論フィールドを提供してくれたTさんからの差し入れの●●●も飲みながら敢行。しかし肝心の4回生は、他所のサークル活動に行ってしまったBARUを含めて殆どおらず、このパ−ティは4回生の卒論のために労力も忍耐も限界まで使い果たした院生諸君と3回生による慰労会となった。当事者4回生はみな糸の切れた風船のように・・・。

 出来の悪い後輩と指導教員をもってしまったために、小学生の夏休みの宿題を8月31日に手伝う親のように忍耐づよく支援してくれた院生諸君、3回生諸君、そして本社店舗をフィールドとして提供し多大な指導もしてくださった「ちいさくまえにならえ」(http://www.maeninarae.jp/)の寺崎さん(http://www.maeninarae.jp/hpgen/HPB/entries/54.html)、総合支援学校の先生方、特別非常勤のみなさま、本当にありがとうございました。

 関係者の汗と涙で完成した、うちの卒論は以下のとおりです。
●就労場面における知的障害者の作業記録の自立に向けた支援−支援ツールとしての時間計算定規と記録表の効果の検討
●総合支援学校に通う生徒を対象にした自己確認記録表を用いたセルフマネジメント・スキルの獲得−自己の即時的なフィードバックが自立的作業遂行に及ぼす効果の検討
●総合支援学校に通う生徒における自己タイムチェックが作業速度におよぼす効果
●PECSを用いた児童間のコミュニケーションの促進
●総合支援学校に通う生徒におけるコミュニケーション促進ツールとしてのデジタルカメラの利用−経験や興味を伝えるための写真
●ピアノ演奏のつまづきに対するセルフマネジメントスキルを用いたアプローチの効果
●Yahoo!オークションにおける出品行動の頻度に対する報酬設定の効果(BARU作)
●組織行動マネジメントを用いたブログによる双方向型授業への取り組みについて
看護学生のコミュニケーション技術の獲得に向けた援助−行動分析的なプロセスレコードの検討−

 夜は、Muttoゼミの4回生の卒論提出記念「打ち上げパーティ」に招かれたので、そっちも出席。こっちは4回生が全員そろっている。どうして、こうも違うんだ