乙訓介護専門員研修

marumo552009-01-17

 京都府済生会病院にて、表記の研修をやらせていただきました。主催のみなさまには大変お世話になりました。また2時間おつきあいくださった受講者の皆様、大変ありがとうございました。
 
 最近、福祉関係の研修などで話しをさせていただく機会が増えました。福祉領域では、自立支援法の下、御苦労の多い事も多いと思います。一方、この「不況」の中、優秀な人材がこの領域に移行の可能性もある機会であるとも言えます。製造業から対人援助の世界へ、ということで、仕事の内容から躊躇する人も多い、といった話もメディアで言われていますが、何を以て生産性の向上というかは違っていても、作業の質の向上をきちんと評価する必要があることは、製造でもサービスでも同様であり、むしろこれまで製造や販売といった仕事場面で、当然のように考えられてきたカイゼンなどの発想は、この機会に福祉領域でも導入されればよいと考えます。

 当日の資料のパワーポイントとPDFは、以下のリンクからダウンロードできますので、当日のコマ資料と併せてご利用ください。多少、コメント内容を付加してあったりします。
 http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/otsukun.ppt
 http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/otsukun.pdf

 上記のPPの中に、このブログの過去の記事のアドレスがいくつか記載されています。関連話題ですのでみてください。

 なお、研修中にお話だけした、認知症高齢者の自己決定と活動性に関する論文は、
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/publication/files/ningen_15/ningen15_9.pdf
 をDLしてください。

 対人援助学に関わる総論的特集が、立命館大学人間科学研究の過去の特集号にもありますので、興味のあるかたはごらんください。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/publication/files/NINGEN_2/ningen2.htm