バリフリ業務連絡と試験雑感

marumo552009-01-24

 試験の解答用紙に、ハンドルネームを書き忘れた人は、わたくし宛てに直接メイルしてください。アドレスは昨日の日記のコメントに書いてあります。まだ解答用紙は、事務室ですので、採点作業に入っていません。

 今日と明日は、T内君を監視役としてそばにおいて、懸案の翻訳校正をしております。しかし身の毛もよだつ誤訳って、けっこうあるな。他人の訳も全部みているのですが、physical education を「理科の授業」って、あとの意味が通じないじゃんか。これは「体育の授業」だよ! 誰だ、2章を訳したのは。

 閑話休題。今回の期末試験のとき気づいたんだけど、期末試験会場の教室で、前から順に詰めて座ってくださいという指示に、このごろの学生さんは、言わなくても結構守ってくれてますねえ。昔は、「てめえら、前から詰めないと問題用紙配らんぞ」とか、切れちゃう先生もいました。この大学に赴任したての頃、期末試験監督のキモはここだな、とつくづく思ったものです。

 この「前から詰めて座ってもらう」という行動を、どうやったら上記のような「負の強化」で行わずに、正の強化によってコントロールすのかという課題が、試験監督行動のひとつの楽しみだったんですけどね。ぼくの監督で試験を受けた人は気づいているかも知れないけど、ぼくは前から「前に来てくれますか」「ご協力ありがとう」という先行刺激と後続刺激でやっているわけですよ。この効果が次第に出てきた? てなわけはないな。


 写真は、久々のセミプロモデラーU氏の「ジャガーEタイプ」。ジャギュアと発音します。これはフランスのエレール(Heller:フランス人はHの発音が出来ない?)という会社のキットで、なかなか面倒。 タミヤみたいに、ほとんどスナップキットというのと対象的な部品構成。削ったり補填したりで大変なものです。でも、やはり、あちらは、モデルのプロポーションが良いのですよね。ご存知と思いますが、プラモデルというのは、現物をそのまま縮尺したものではありません。いろいろにプロポーションをわざと変えて、それらしく見せているわけです。タミヤも極めて上手なんだけど、なんか万人向けっぽい、ということはマニアからいうと「子どもっぽい」。