修士論文提出締切日

marumo552009-01-30

 
 1月30日17時30分が、立命館大学修士論文の提出締め切りでした。この修論締め切りのシーンも、学部ほどではないけど、これまでもいろいろありました。社会人学生の人は、この時間に提出するのが仕事の関係でぎりぎりという人もいて、手に汗握る場面も数えられないほどあったものです。

 かつて、応用人間科学の一期生の最初の修論提出のとき、電車でこちらへ向かう社会人院生のために同じクラスターの仲間が、事務の修論受付担当の人と、わざと用を作って時計を見せないように画策したり、オリンピックの聖火リレーのように、徹夜続きでほとんど倒れそうな提出者に複数の仲間が伴走して走りこんだり、とかね。
 
 今年のうちのクラスター(「障害と行動分析」)では、1)失踪、2)それに伴う指導教員による日勤教育(強制奴隷労働)、3)留年で先送りした就職先でのトライアル雇用的バイト、4)そしてインフルエンザ、と、みずから茨(いばら)を栽培しては傷だらけで匍匐前進していた「修論メートル原器」ことT内のことを、みなが安否を心配して、早く完成した仲間が「なんでも手伝う。連絡せよ」というメールにも、なしのつぶてで、誰しも「こりゃまたアカンかな」と思っていたところ、意外や、締め切りの1時間以上前に、「無事提出」の情報が複数から入る。恒例ピザデリバリー。「クラスター内規」により全てT内のおごり。

 17時30分、ぎりぎりに研究科事務に見に行ってみると、事務室の中で、まだ粘って書いている奴がいるぞ。なんと、T辺(ちなみに、うちのクラスター)ではないか。さすがに事務室で「考察」を書いている、というのではなく、表紙にタイトルを忘れたんで書いている、と。
 
 「メートル原器」にも勝る伏兵だったなあ。輝かしい青春の記念に世界中に写真を(本人に無断で)公開しよう。君が応用人間科学研究科2008年度修士論文提出の公式ラストランナーです。よくやった!