ミニ学習心理学史

marumo552009-05-09

 研究入門では、ミニ学習心理学史のプレゼン演習を始めてますけど、前回は、2つの班に発表してもらいました。
なかなか面白かったですね。パブロフから望月昭(!)までつなぐわけですけど、最終的には、自分の位置づけも書ける、ということを目標とします。この図式は「学習心理」という枠内のように見えますけど、前に、Youtubeを見た Epstein,Rの「ハトの洞察学習:Insight in Pegion」での議論も含め、心理学全体の大きな流れの理解につながると思います。

 
 1回生で、「心理学史」の中での自分の位置づけを考える、というのも、極端な課題と思うかも知れませんが、これは、絶えず自分のしていることを表現する練習です。何度も言うけど。
 リテラシー授業では、書式中心に教学展開していると思いますが、論理的記述とあわせて、自分や他人の行動(ここでは学習や研究)の「文脈性」について絶えず「表現する」ことは、心理学に限らず全ての研究や生活においても意味のあることだと思います。


 写真は、某班のスライドの一部ですが、わたくしがこの課題で意図していたのも、このような系統的表現です。さらに要望するとすれば、表現に時間軸を少し反映するようにできないですかね。

 その他コメント
1)参考文献はやめませう。利用したものは、すべて引用文献として載せること。
2)PPのテンプレートは、統一感が出ることは出るのですが、他のプレゼンターが同じの使ったキャラ下がりますから。
自分独自のテンプレートならいいかも。
3)PPを使うときには、その資料を配布するのが基本。
4)PPとは別の配付資料も、あったほうが良いと思いますが、その際には、リテラシー入門でのライティングについてのノウハウを意識して書くようにしてください。

 次回の他の班のプレゼンでは、上記したことをクリアしてくださいね。