ミーアキャット(注意:16:00に更新あり)

marumo552009-07-05

 NHKダーウィンが来た」で、ミーアキャット特集をみました。乾期までの2ヶ月のあいだに、親ミーアが子ミーアに、自分で主食(?)のサソリを捕らえられるようにしなくてはならない(10月の卒業論文制作に似てるかな)。

 その過程で、親は 0)空腹時に死んだサソリを食べさせて味を覚えさせる 1)ほとんど動けないサソリを与える、 2)尻尾の毒針をとったものを与える、3)元気なサソリを与える、4)自分でサソリをみつける、といったステップで、子ミーアを教育していく、と。
 
 その間、その子ミーアにあわせて、適宜、物理的支援を与えることもあるみたいで、これって、人間以外の脊椎動物(ほ乳類だっけな?)で唯一の教育動物。個別の子ミーアにあわせて教育ステップがあり、捕獲行動をshapingしているのがすごいな。そして翌年には、その子ミーアが、次世代のミーアに同じ「教育」をするそうです。さらに、教育のうまい群れはサバイブするけど、教育のへたな群れは存続が不能になるとのこと。これ確かにすごい発見ですね。


 応用行動分析は、次回のレジュメと期末試験問題が、7月3日のブログに書いてあるから確認してください。


火曜日の7時間目大学院「行動分析特論」の資料は、前回のものを継続使用ですので新しいものはありません。
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/09BA5.ppt