近畿特別支援学校知的障害教育研究大会

marumo552009-08-19

 表記の大会が、府民総合交流プラザ”京都てるさ”で開かれました。
朝一番で、中国からのお客さんを立命でピックアップして、開場1時間前に到着。駅南の九条のへんは一方通行が入り組んでいましたが、ナビ君活躍でぐるりと回って駐車場へ無事入庫。
 
早く着いたおかげで、やはり早めに来ていた来賓の教育委員会の方々と中国のお客様で話しをする時間ができました。開会まで、だいぶ盛り上がってお話がはずんでいたようで、関係者の皆様、ありがとうございました。昨年も西総合での研究会のときやはり中国からのお客様を連れて行って、いろいろとお話の機会をいただきました。 「M先生、このごろもれなく中国の人がついてくる」と冷やかされてしまった。通訳してくれたRさんもご苦労様でした。
 
 当方は、午前の部の講演会で「これからの特別支援学校における教育の役割〜地域・伝える力・支援と指導」というタイトルでお話をさせていただきました。すでにこの研究会全体のタイトルが「一人一人のキャリアアップを目指す特別支援教育の在り方」とあるように、「キャリアアップ」という単語が普通に使われていますが、キャリアアップというのは何も就労場面に特定したものではなく、「ずううっと」在学中から卒業後まで継続的に目指すものであること、われわれは(例の)「FA宣言した野球選手」のマネージャー集団としてそれを「支援」しなくればならないこと、そして、そのために、今、特に求められる「援護」が重要であること、などを確認しました。

 M校長から聞いた話では、最近、教員が20分で自己プレゼンする機会を設けたら、意外な人が非常によい発表をして感動したとのこと。これは、当方も、1回生の授業で、3,4回生にセルフプレゼンさせたら思いの外、立派で感動した、というのとちょっと似ている状況ですね。
 
 いずれにせよ、教員も、学生も、もちろん当事者生徒も、自らの「できる」とそのプロセスについてプレゼンする機会を設けるというのは重要なことですよね。

 中国からのお客様には、最前列に「強制的に」座ってもらたって、早口の私のプレゼンを聞いていただきました。改めて、通訳してくれたRさん、ごくろうさまでした。ご一行は午後から、某施設の見学とのことですが、なんと待ち受けているスタッフが、応用人間の障害・行動分析クラスターの修了生のI君とのこと。 色々なところでネットワークができるようになりましたね。

 写真は開会セレモニーのひとこま(映っているのは私ではありません)