大連2日目

marumo552009-09-03

 午前中は、まずは大連市沙河口区●●●日間托養院なる施設を見学。できたばかりの所とのこと。そこでひとしきり施設見学。成人向けの授産施設といったところか。2名の自閉症の青年の様子を見学。のち意見交換会。VTRにもこれまでの様子が収録されていて、施設内での作業などの様子が紹介された。チョコが強化子か。チェックリストを自分で書くといった展開も可能に見えました。その後、昼食。また海鮮。これならホテルで朝食をとるんじゃなかった。しこたま食べる。ここでも不気味ウォーム風が出て、昨日、これが存外に高価なものと知ったので重点的に摂取。本物の花巻もひさしぶりに食べた。プレインのマントウでモンブラン状にとぐろをまいているようなのが大変に美味。


 午後は、昨日、車で送迎してくださった王さん、尹さんのコンビ(幼馴なじみ同士で作ったとのこと)が運営している大連新起点肯納(カナー!)学園を見学。工場の跡地利用(社宅かな)とかでかなり大きな施設。ごく少数の子供のために自分たちで作ってしまったが続々と利用者が増え、近くでもさらに新校舎を建造中。北京の星星雨どうよう、自閉症児を持つ家族が近くに滞在し、基本的にはデイサービスで「訓練」を受けるとのこと。
門をはいると今年大学を出たばかりの若い職員が列を作ってお出迎え。TVクルーまで来ていて、順々にインタビュー。とそこに、バスで大挙、今回のイベントのプロデュース役の美谷学園の職員の人たち到着。すごいなしかし。
ここのセッションもちょっと見学。オーソドックスなプラスティックの果物とかのタクトとか、文字カード読み上げなどの訓練を拝見。なかなか手際のよいセッションで、「あの職員はベテランですか?」と尋ねたら、この4月に入った人とのこと。その脇では、さらに最近入ってきた職員が「記録」をとってまして、なんか大学の中のセッションのようで好印象。スーパバイザーがいないので試行錯誤ですみたいな解説でしたけど、自分たちのセッションの様子をビデオで撮影してセルフスーパービジョンをするだけでも、良いのではないかとコメントさせてもらいました。


 写真は、やっぱりさぼらないで来てよかった、の垂れ幕。記念にくれないかな。しかしこれでさぼったら三角帽子だったな。佐々木先生に頼んで撮影していただきました。