研究倫理に関するあれこれ

marumo552010-06-04

 6月14日(月)の7時間目(19:40から21:10)に予定されている、応用人間科学研究科「対人援助演習?」は、「研究倫理」に関する講義(不肖、わたくめがやります)が予定されております。
 この授業内容は、主に応用人間科学研究科の修士1年生を対象として「(臨床)を含めた対人援助」という実践やそれに関わる研究遂行における研究倫理ということを意識して構成されておりますが、文学研究科、文学部の心理学専攻など学生諸君、そして応用行動分析を受講してくれている他学部の学生諸君なども、参考になると思いますので、ダウンロードしてみてください。
14日の授業に関わっては、以下に挙げる資料の中で、1)と2)をダウンロードしてください。
1)は当日のパワーポイントの資料、2)はその資料のスライドページごとの講義原稿です。1)を画面で見ながら、2)のテキストを読んでいただけると、多分、わかりやすいかと思います。
 3)から5)はPDFの文章です。3)以外は、PDFからテキストファイル化も可能だと思いますので、必要な方(聴覚教材が必要な人など)は応用人間科学研究科の準備室(創思館302)にご相談ください。

1)パワーポイントの資料
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/2010etihicsOuyou.pptと、
2)ワードによるテキストファイル
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/2010ethics.doc
を私のHPにアップしました。そして、

3)期間限定で関連論文として、重度の障害があって言葉の話せない人にも「研究中止」の意思表示ができる、ということを示す論文(Nozaki and Mochizuki,1995)
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~mochi/nozaki&mochizuki95.pdf
4)オープンリサーチセンター事業(2005-209)の特集雑誌「ヒューマンサービスリサーチ」の「研究倫理を考える」(編集:松原洋子)http://www.ritsumeihuman.com/hsrc/resource/05/open_reseach05.html における
5)私の発表部分および天田先生他の講演録の部分のPDFのリンクhttp://www.ritsumeihuman.com/hsrc/resource/05/open_reseach.05_p118-169.pdfを挙げておきます。

 さらに、立命館大学「人を対象とした研究の倫理審査委員会」に関わる情報として、以下の4点を、大学のHPからリンクはっておきます。8)のチェックシートで、審査を受けることが適当かを判断し、その上で、9)の申請書に記入して、委員会(人文リサーチオスィスに事務局あり)に提出します。
6)立命館大学における人を対象とする研究倫理指針
 http://www.ritsumei.jp/research/c10_02j.html
7)立命館大学における人を対象とする研究倫理審査委員会規程(22KB)
 http://www.ritsumei.jp/research/pdf/shinsaiinkaikitei.pdf
8)人を対象とする研究倫理審査チェックシート(84KB)
 http://www.ritsumei.jp/research/office/17-1checksheet_002.doc
9)人を対象とする研究倫理審査申請書(139KB)
 http://www.ritsumei.jp/research/office/17-1kenkyurinrisinsasinseisyo_005.doc

 授業本文でも審査申請の手順について触れていますが、申請書を出すと、まず、リサーチオフィスの担当事務職員が、ていねいに不足している記述などについてコメントをしてくれます。
 申請は個人単位です。つまりは院生や(必要とあれば)学部学生でも、研究代表者として、申請、相談が可能です。


 写真は、すっかり夏めいたH谷