JICAで秦皇島(河北省)

marumo552010-08-21

 本日から、河北省の秦皇島でJICAプロジェクトによる集中講義。秦皇島市特殊教育学校(Qinhuangdao Special School)の先生と父兄の方が主な対象。北京から約300キロ海沿いの場所にあるところです。

 昨日は、関空を午後2時に離陸のはずが、いきなり機材未到着で3時になり、そして結局なんと午後5時ごろになってやっと離陸。JRだったら急行券払い戻しというところ。機内食も中華を期待してたんだけど、チキンorビーフの選択こそあれ、これは学校給食だなあ。まあ満席でビジネスクラスに格上げになったのが救いか。一番緊張したのは、機内食のときに、おりたたみのテーブルがお腹がじゃまでセットできないか、と焦った時。座席の後ろにクッションをあててたせいなんですけどね。一瞬、ここまで来たか!と本気で思った。今回の中国訪問で、頑張って少し痩せよーーと。タバコもやめよーーと。

 北京到着が8時ころ、なんですが1時間の時差であちらは7時。北京空港って、こんなに広かったのか。タラップからビルまでバス、ビルの中を電車、エスカレーターで水平移動、って、ここまでやって、やっとバゲッジクレーム。なんか一人でずんずん来てしまって、とんでもないところに来ちゃったかも、と焦る。出口に辿りついてプロデューサの呂さんに声かけてもらって一気に緊張の糸が。新幹線で九州に行くにも迷いながらなのに、よくぞ出口まで辿りついたもんです。初めて外国にひとりで行ったもん。初めてのお使いを達成したロッタちゃん状態。鶴橋でひとりで焼き肉屋に入った時いらいの達成間。

 しかし、そっから、さらに300キロの車の移動(ま、もちろんお出迎えの車に何も考えないで座っていればよかったんですけど)。中国は広いから300キロくらい通勤圏という感覚なんすね。

 1年ぶりの中国ですが、これまた、ちょっとびっくりしたのは、色んな人の愛想がいい! 入国カウンターのおじさんも、なんと笑顔でニーハオって言ってくれてまずびっくり。5,6年前に北京に来たときは「みんな怒ってはる」と思ってたんですが、もう日本と変わりませんな。
 それともう一点。車のクラクションは多少減ったような気が(それでも、なにかにつけ鳴らしますが)しました。そのかわり、みんなやたらとハザードランプを点けるんですよね。別に渋滞の最後尾という意味でもなく、あるいは列に入れてくれたから、ありがとうのごあいさつ、というのでもない。どっちかっていうと、やはり自己主張系ですが。

 秦皇島に夜更けに到着。軽く食事をということだったんですが、やっぱりたらふく食べてしまいました。灰皿もちゃんとあったしなあ。