バリフリ出欠と京都市障害者就労支援会議

marumo552010-12-16

バリフリ心
前々回の12月3日の授業の総出席者数は100人、内、遅刻者は40%で、
前回12月10日の総出席者数は83人、内、遅刻者は51.8%でした。

 さて、本日、第4回京都市障害者就労支援推進会議があり参加しました。京都府京都市によるアンケート「京都府内の企業における障害者雇用に関するアンケート」の結果概要の発表がありました。府内の4678の企業に向けた郵送調査で、回収率は29.3%。

 いくつもある項目の中で、「障害者雇用を拡大する為に、雇用主にとって必要だと思われる事項」に対する回答で、1位は、景気の改善、業績の安定、2位は、職場の環境整備に対する投資、3位が、個々の障害者の能力・適性に関する情報、4位が、障害者に対する知識・理解、といった順番です。

 3位の「情報」については、この共有・移行の問題などについて、現在こちらも厚労省の受託調査で検討中です。4位の障害者についての「一般的」知識より、ひとりひとりの情報が知りたいといった回答で少し安堵。回答企業の大部分が中小企業なんで、必然的にそうした個別性が前面に出てくるのかも知れませんけどね。この項目に対する大企業と小企業のクロス集計があると面白いですね。

 話題としては、視覚障害の人による企業派遣型の「ヘルスキーパー」のしくみが紹介されました。来年3月までお試しキャンペーン中。立命館の健康管理センターに常駐してくれると、疲れきった教員は助かるなあ。

 もうひとつの話題は、南区のイオンモールKYOTOで、42人もの障害者を雇用していた企業が突然、閉店して休業未払いでドロン。80人中42人の障害者雇用という「画期的」な試みであったのか、最初から計画的だったのか。補助金などがどう絡んでいるかは報告されませんでしたけど、善意で始まっても持続性のないベンチャーが、今、沢山出てきてるんだろうなあ、とは、隣合わせたH先生との会話。