バリフリ心(資料6)

marumo552011-11-23

 バリフリ心の資料(その6)を、WEB-CTにアップしました。
対人援助学会にて、遠方の方から、「最近、授業資料の直リンクがなくて残念です」とお言葉をいただきました。すいません。コンテンツの著作権の問題がありまして。。。って、ほんとうは、毎年同じ資料を使っているのが恥ずかしくなってアップしてないというのが実情です。来年からリニューアルでまた頑張ろうと思います。

 対人援助学会でも再確認しましたが、連携のための情報共有を考えるときの、「個人情報」の問題は、単にこの領域の部分的かつ技術的問題ではなく、「対人援助」という行為そのものの機能に関わることです。昨日のブログにも挙げた小生のポスターでも、「自分情報と他人情報」というふうに触れましたが、「自分情報」(自らが制作、使用、などのハンドル権を持つ)となるような全体のシステム(それこそ
学校も福祉も企業も含めた)の確立が必要なわけです。
 そうした理念とそれに伴う技術的問題については、実は、医療の方で、IT-カルテという概念で、実用化されようとしてますね。
 こちらでは医療情報(だけ)ではなく、まさしく「できます」とそれに含まれる支援の過程を累積するポートフォリオなのですが、ハンドル権について、情報へのアクセス権というふうに割り切れば、クラウドだからこそ可能なものと思われます。セキュリティの問題は、いまや、紙媒体やUSBとクラウドではどちらが危ないか、ってな話かも知れませんが、いったん流失事故が起きると、それこそ原発事故なみか、と私なぞのシロートのイメージではまだそういう危惧がありますけどねえ。

 写真は、対人援助学会のポスターセッションの様子。T君、卒論前に発表しちゃいましたねえ。卒論も頑張ってください。