応用行動分析・バリアフリーその4

 受講者のみなさま。応用行動分析学(その4)のレジュメはだいぶ前からCTに挙げています。バリアフリー(その4)も、おそくなりましたが本日アップ。
 今年は授業で紹介する主要論文も期間限定でCTにおいておきますので、詳しく内容を知りたい人は各自DLしてください。

 先週の金曜日に、夏休み最後の時期におこなった、CAFE RITSの「就労実習」の報告会をX総合支援学校で、N先生が報告。今回の実習では、途中で多くの学校の先生や親御さんも参加していただきました。また、今回はベテラン院生や学生の諸君には、店員以下、バックアップに入ってもらい、直接支援(JC役)にはもっぱらN先生にあたってもらいました。N先生も、ベストなバックアップ体制で臨んでくれた院生・学生諸君、ごくろうさまでした。X学校とのつなぎをやってもらったTさんもご苦労さま。

 学生ジョブコーチの実践も、始めてからかれこれ10年になろうとしています。スタート当初の、課題分析表にもとづく全課題提示法による当該タスク達成で終わり、という作業から、自発的な業務関与(コミット)行動のカイゼン(=セルフマネジメント)を、どのように導くか、という方向に、だいぶ内容も変わってきました。また当該タスクのスキル獲得だけではなく、どうやって「次」につなげる表現ができるか、という、機能的連携のための「情報」の共有と蓄積のための方法論の検討が研究の軸となりました。これが行動分析学から対人援助学への展開?とか考えることもありましたが、実は、これこそほかならぬ応用行動分析学か?
 

 長らく閉店していた、西大路のイタリアン「ポルコロッソ」が再開しました。よかった。