出前講義・応用説明会・授業レジュメ

 先週は、木曜日に某府立高校に出前講義に行きました。その日の午後はその学校の2年生は、一斉に出前講義(模擬講義)を行う特別時間割だそうで、10大学くらいから派遣されてきた先生が、様々な科目を担当されてました。
 心理学は「人気」科目らしく、大きな教室をあてがってもらいました。講義内容は、「対人援助の心理学」というテーマで、使用したスライドの何枚かは、先だって「研究入門」で1回生の諸君が作成してくれたものを使わせてもらいました。
 対象となる高校生徒は2年生ですから、研究入門の諸君とは2年しか歳が違わないのですが、やっぱり理解度はだいぶ違ったようです。1回の学生諸君は実質、前期に心理学を学んだだけのアドバンテージなんだけど、よくしたもんで(?)、その差は大きいんですねえ。
 本日は、研究科の紹介で、大阪へミニ出張。参加してくれた受験生の中に、すでに「対人援助学の可能性」を読んでその場に臨んでくれた人もいて感激。受験勉強も、「対人援助」のキャリア蓄積になるように、というこちらの狙いどおり(一部の人でしょうけど)。他大学、社会人、などバラエティに富んだ参加者でした。


 業務連絡:
明日の「応用行動分析」は、使用資料は(その5)です(先週すでにアップ)。念のため(その6)もアップしておきました。(その6:ABA06)の原資料として、Yamamoto and Mochizuki (1988)、望月・野崎・渡辺(1988)も挙げてありますので、言語行動の獲得(成立)に興味のある人はDLしてください。
火曜日の「バリフリ心」は、すでにアップしてある(その5:BF05)ものをキャリ・オバ。